中國銀聯(lián)が1月17日に発表した「2017年インターネットモバイル決済サービス安全調(diào)査報告」によると、カード決済に比べ、モバイル決済をより好むと回答した人が74%に達(dá)し、なかでも男性の割合は女性よりも高く、男性のオンライン消費力が初めて女性を超えた。しかし高収入の人であるほど、クレジットカードによる決済を好む傾向にある。モバイル決済の安全性においては、「60後」(60年代生まれ)の人が最も騙されやすいが、その金額をみると、「90後」(90年代生まれ)の人は騙された時の損失額が往々にして高額になっている。
この調(diào)査は去年9月から11月までの期間において、中國銀聯(lián)と公安機(jī)関、中國全土の主要な商業(yè)銀行、決済機(jī)関や騰訊などの機(jī)関によりインターネット上で行われ、有効回答數(shù)は約10萬5千件。サンプルは全國各地に分散しており、なかでも広東、浙江、上海、北京、山東、江蘇、福建などの東部沿岸や経済活動が活発な地域が50%以上を占めている。
▽どの年齢層の人がモバイル決済を最も好むのか
調(diào)査によると、「70後」と「80後」の人々が消費の主力となっており、なかでも「70後」の高収入人口の割合が最も高く、「70後」の51%にあたる人々の毎月の可処分所得が5000元以上となっている。「90後」の収入は他の年齢層に比べて比較的低いが、毎月のオンライン消費金額が5000元以上の人の割合が23%と最も高くなっている。
▽爆買いは女性だけ?
中國銀聯(lián)の調(diào)査によると、男性の毎月のオンライン平均消費額が5000元を超える割合(23%)が初めて女性の割合(15%)を8ポイント上回った。そのうち、デリバリーフードとゲーム関係に費やす金額の割合が上昇しており、男性のオンライン消費額が成長した主な原因となっている。
モバイル決済のうち、レストランなどのオフライン実體店舗での消費とオンライン実體物への消費の割合が最も高い。
5割以上の消費者はモバイル決済を通してオフラインでの買い物やデリバリーフード、タクシー料金の支払い、料金チャージなどの日常決済を行っている。
▽最も騙されやすい人は?
調(diào)査によると、女性と50歳以上の人々が騙される割合が高く、それに対し、「90後」は一旦騙されると、その損失額が高かった。
そのうち、59%の50歳以上の人々がネット詐欺に遭ったことがあり、また、詐欺に遭ったことがある女性が31%で、男性より10ポイント高かった。
だが、男性や20歳以下の人々の場合、一度詐欺に遭うと、その損失額が比較的に高く、損失額が5000元以上の割合が女性より12ポイント高かった。(編集HQ)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月22日
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