スイス?ジュネーブに本部を置く國際連合貿(mào)易開発會議（UNCTAD）が22日に発表した報告書「世界投資報告書」によると、2017年には中國の外資導入額が1440億ドル（1ドルは約110.0円）に上り、過去最高を更新したとともに、中國は引き続き外資を最も多く誘致した発展途上國になり、また米國に次ぐ世界2位の外資導入國にもなったという。新華社が伝えた。

同報告書によれば、昨年の世界の海外直接投資総額は前年比16％減少の1兆5200億ドルだった。海外直接投資総額の減少はこの年に大幅改善した世界の國內(nèi)総生産（GDP）や貿(mào)易などのマクロ経済指標と比べ、非常に対照的だった。

同報告書をみると、先進國の17年の海外直接投資は前年比27％減少し、昨年の世界の海外直接投資減少の主な原因となった。歐州地域は27％減少、北米地域は33％減少だった。

速報値の統(tǒng)計によると、17年の発展途上のエコノミーに流入した海外直接投資は安定傾向を保ち、6530億ドルで同2％増加した。中でもアジアの発展途上のエコノミーの外資導入額が2％増加して4590億ドルになり、アジアは改めて歐州連合（UE）地域と北米地域を上回り、世界最大の外資誘致地域になった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月24日