韓國人は中國製キムチに「包囲」され、イタリアのケチャップが「中國籍」であるという事実が暴かれ、「貴族の食べもの」や「黒い黃金」などと稱され、西洋人がこよなく愛するキャビアも、今では中國で製造されている。新華網(wǎng)が伝えた。
「メイド?イン?チャイナ」が世界各地の飲食市場(chǎng)で猛威を振るっており、ひたすら感嘆するばかりの國もあれば、好奇心に満ちた國もあり、その反応も様々だ。
韓國聯(lián)合ニュースの17日付報(bào)道によると、自國の誇りであり続けたキムチが、昨年はなんと貿(mào)易輸入超過という事態(tài)に陥っていることが明らかになった。中國で製造されたキムチが、安くて品質(zhì)も優(yōu)れていることから、韓國市場(chǎng)にどっと押し寄せ、韓國人の食卓に並べられているのだという。
韓國企業(yè)「The Kimchi」の洪金寛CEOは、「韓國ではこれまでずっと、各家庭でキムチを漬けていたが、そのような習(xí)慣も現(xiàn)代社會(huì)ではだんだんと廃れてきており、人々は包裝されて売られている出來合いのキムチを買うようになっている」と指摘。あるキムチ職人は、「キムチを保護(hù)しなければ、韓國キムチの文化伝統(tǒng)は、今後途絶えてしまう恐れがある。これは決して単なる脅しではない」との見方を示した。また、韓國の現(xiàn)地メディアは、「このままでは『キムチ王國』である韓國の面目は丸つぶれだ」と警鐘を鳴らしている。
全豪オープンテニスが今月15日、メルボルンで開幕したが、中國製のミネラルウォーターが會(huì)場(chǎng)で売られていることが、一部のオーストラリア現(xiàn)地メディアやネットユーザーの間でやり玉に挙がり、「愛國心がない」というハッシュタグまで登場(chǎng)する事態(tài)となっている。オーストラリアのネットユーザーの一部からは、「オーストラリア製ミネラルウォーターが不足している訳でもないに、なぜわざわざ中國から輸入する必要があるのか?全くおかしな話だ」という聲が上がる一方で、「中國からの輸入品が正規(guī)な貿(mào)易ルートによるものであれば、問題などない」という意見もあった。
ドイツの國際放送局「ドイチェ?ヴェレ(DW)」(電子版)の7日付報(bào)道は、世界的にも有名なイタリアのトマトケチャップの原料は実際はイタリア産のトマトではなく、そのほとんどが中國産トマトで製造されているという、イタリアのトマトケチャップの「出生の謎」を明らかにした。なぜなら現(xiàn)行の規(guī)定では、歐州で食材の加工処理が行われた場(chǎng)合、原材料の産地をラベルに記載する必要が無いためだ。オーストリアテレビ(ATV)の記者は、「中國からやって來たイタリアのトマトケチャップ」というドキュメンタリーを制作し、中國産トマトがどのように海を越えて、世界へ旅立っているのかを紹介している。
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