湖北省武漢市のある人が食事制限で減量に成功したものの、眩暈や疲労感、動(dòng)悸?息苦しさ、冷や汗などの癥狀が出たため病院で受診したところ、「低血糖癥」と診斷された。専門家は、「ダイエットするときには、まず、栄養(yǎng)バランスの取れた食事を心がける必要がある。しっかり食べることを怠ると、さまざまな副作用が生じる恐れがある」とアドバイスしている。新華社が報(bào)じた。
漢口市に住む寧さんは、わずか3ヶ月の間に、80キロあった體重を62.5キロまで落とした。減量するため、油と塩分を含まないゆで野菜と卵だけを毎日食べ続けた結(jié)果、彼女はダイエットに成功したものの、上述のような癥狀がでてしまったのだという。
湖北省中醫(yī)學(xué)病院肥満科の肖明中主任は、「ダイエットする際には、身體が必要とする栄養(yǎng)を毎日摂取するよう気をつけなければならない。同時(shí)に、カロリーのコントロールも必要で、肉類や主食を一切斷つことは正しくない。なぜなら、人間は1日最低70グラムの良質(zhì)のたんぱく質(zhì)を必要としており、肉?魚?卵?乳製品は、最も優(yōu)れたタンパク質(zhì)だからだ」とした。
そして、「減量の目的は、身體の脂肪を減らすことであり、単純に體重を減らせばよいという訳ではない。栄養(yǎng)を十分に摂取しないと、脂肪が減るのと同時(shí)に筋肉も減り、代謝の低下や亜健康狀態(tài)を招いてしまう。やみくもな減量は、低血糖狀態(tài)を引き起こし、さらには、貧血や甲狀腺機(jī)能亢進(jìn)癥、消化器系疾患、內(nèi)分泌障害、骨粗鬆癥、神経性拒食癥を引き起こす恐れがある」と指摘。
さらに「ダイエットをする際には、栄養(yǎng)のバランスを考慮して、しっかり食べるよう心がける。炭水化物?脂肪?タンパク質(zhì)?ビタミン?食物繊維を適度な割合で摂取し、各栄養(yǎng)素をバランスよく過不足なく摂り、油?塩分?糖質(zhì)の過剰摂取を避けること。1日3食バランスよく食べることも大切だ。特に朝食はきちんと食べ、晝食もしっかり食べる必要がある」とアドバイスしている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年2月12日
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