106時間に及ぶ捜索活動を経て、臺灣花蓮地震の発生後、最後まで行方不明となっていた大陸部観光客2人の遺體が11日午前確認(rèn)されたことから、大陸部観光客の犠牲者は9人となり、死者は計17人に上ったことが明らかになった。新華社が報じた。

花蓮県の傅県長によると、雲(yún)門翠堤ビルの各方面の情報を総合的に判斷した結(jié)果、今回の地震で最後まで行方が分からなかった大陸部観光客2人の死亡が確認(rèn)された。資料によると、行方不明のままだった大陸部観光客5人は、北京から同地を訪れていた大人4人と子ども1人の家族三世代で、雲(yún)門翠堤ビル內(nèi)のホテル「漂亮生活旅店（ビューティステイ）」の201號室に滯在していた。このうち3人は、10日に死亡が確認(rèn)され、遺體は雲(yún)門翠堤ビルから運(yùn)び出された。

捜索活動の打ち切り命令が出された後、100數(shù)時間に及ぶ必死の捜索活動に取り組んでいた隊(duì)員たちは、続々と雲(yún)門翠堤ビルから撤収した。午前11時、撤収が完了したことを知らせる笛の音が長々と鳴り響くと、捜索隊(duì)員はビルの前に整列し深々と頭を下げ、今回の地震で犠牲となった人々に哀悼の意を表し、捜索活動が一段落したことを報告した。その後、大型機(jī)械が現(xiàn)場に入り、がれきの撤収作業(yè)が始まった。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月12日