米國(guó)でこのほど発表された最新の研究によると、毎日1時(shí)間瞑想することで脳の老化が遅れ、老後も頭の回転が速くなるという。生命時(shí)報(bào)が伝えた。

米カリフォルニア大學(xué)デービス校の科學(xué)研究チームは2011年に、瞑想に関する研究を行った。研究者は米瞑想センターで、中高齢の被験者60人を?qū)澫螭?ヶ月間にわたる瞑想トレーニングを行い、彼らの認(rèn)知能力の向上ぶりを評(píng)価した。被験者は、瞑想により冷靜に問題と向き合うことができ、思いやりの心や愛情、善良さが芽生えたとした。彼らはトレーニング終了後も、瞑想を続けたいという意思を示した。

研究者は7年後、そのうちの40人に再度インタビューを?qū)g施し、瞑想に費(fèi)やしている時(shí)間の統(tǒng)計(jì)をとった。その結(jié)果、85％の人がこの優(yōu)れた習(xí)慣を続けており、毎日1時(shí)間以上瞑想し、しかも瞑想イベントに1回以上參加していた。さらに彼らの反応速度と集中力を評(píng)価したところ、瞑想を続けている被験者が集中力を維持できる時(shí)間は、加齢によって減少していなかった。

研究者によると、これまでの研究でも、瞑想で脳波をすばやく調(diào)節(jié)し、思考を妨げる要素を取り除き、集中力に広がりを持たせることが分かっていた。しかも頻繁に瞑想する人の大脳皮質(zhì)の皺がより複雑であり、上方の処理速度や記憶力、注意力、思考力を高めることができる。今回の新たな発見は上述した?jī)?nèi)容を踏まえた上で、瞑想を続けることで中高齢者の思考力が持続的に改善され、アンチエイジング効果が発揮されることを証明した。研究者は、関連研究を引き続き行っていくことを表明している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月17日