タイ?プーケット県のノラパット?プロートーン知事は、11日午後に行われた遊覧船沈沒(méi)事故の救援狀況に関する記者會(huì)見において、タイと中國(guó)が協(xié)力して救援活動(dòng)を続ける中、同日午後、「フェニックス號(hào)」の乗客とみられる1人の遺體を発見したことを明らかにした。これで、今回の転覆?沈沒(méi)事故の犠牲者47人の遺體が全て発見されたことになる。新華社が伝えた。

プロートーン知事は、「本日午後、タイと中國(guó)が総力を挙げて救援活動(dòng)に取り組む中、ピピ島沖で1人の男性の遺體を発見した。遺體は人民元貨幣と酔い止めの薬を攜帯しており、『フェニックス號(hào)』の乗客と同じタイプの救命胴衣を身につけていたことから、遭難した中國(guó)人乗客とみられる。遺體は今夜、岸に揚(yáng)げられる予定で、身元確認(rèn)にはもうしばらく時(shí)間がかかる見込みだ」と説明した。

同知事は、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、『フェニックス號(hào)』に乗っていた乗客89人のうち、42人が救助され、47人が死亡した。死亡した47人のうち43人の身元は確認(rèn)されており、中國(guó)人であることが明らかになった。また、1人の遺體が『フェニックス號(hào)』の船體の下敷きになり、海底に殘されたままで、今後引き上げられる予定」としている。

現(xiàn)地時(shí)間5日午後5時(shí)45分ごろ、遊覧船「フェニックス號(hào)」と「エルサ號(hào)」がプーケット島沖の海域で突然暴風(fēng)雨に見舞われ、2艘は転覆、沈沒(méi)した。「エルサ號(hào)」には中國(guó)人乗客35人を含む42人が乗っていたが、全員救助された。「フェニックス號(hào)」には計(jì)101人が乗っており、うち乗客は89人で、そのうち中國(guó)人が87人を占めていた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月12日