▽生態(tài)環(huán)境への脅威が増大

物理學(xué)関連の情報(bào)サイトPhys.orgがこのほど指摘したところによると、人口の持続的増加が地球に極めて大きな負(fù)擔(dān)を與えるという。長(zhǎng)年にわたり、人類は帯水層、氷床、肥沃な土壌、森林、漁業(yè)資源、海洋なども含めて、地球の枯渇性資源（再生不能資源）の「?jìng)湫顨埜摺工蚶盲肪Aけ、資源を消費(fèi)し、資源を汚染してきた。

豊かな國(guó)の消費(fèi)が人口數(shù)と釣り合っていないということがある。環(huán)境シンクタンクのワールドウォッチ研究所が提供したデータをみると、生活のニーズを満たすには、地球上のすべての人に1人あたり1.9ヘクタールの土地が必要だが、米國(guó)人は平均約9.7ヘクタールを利用している。米國(guó)人が標(biāo)準(zhǔn)とする生活を送るなら、地球が養(yǎng)える人口は最大でも現(xiàn)在の約5分の1の15億人だけだという。

水も非常に重要だ。生物學(xué)の観點(diǎn)からみると、成人1人あたりの一日の必要量は1ガロン（約3.7～4.6リットル）だ。だが2010年現(xiàn)在で米國(guó)人は3550億ガロンを消費(fèi)し、1人一日あたり1000ガロンを消費(fèi)した。このうち半分は発電に、3分の１は灌漑に利用され、約10分の1が風(fēng)呂やトイレ、洗濯と調(diào)理、芝生の水やりなど家庭で利用された。

世界保健機(jī)関（WHO）が提供したデータでは、世界の水の総供給量（淡水湖と河川を含む）は約9萬(wàn)1千立方キロメートルに上る。現(xiàn)在、世界では21億人が安全な水を飲むことができず、45億人が管理された衛(wèi)生施設(shè)を持たずにいる。工業(yè)化を果たした國(guó)であっても、水源が病原體、肥料、殺蟲剤、重金屬などで汚染される可能性がある。

人為的な要因による気候変動(dòng)はすべてを圧倒する脅威であり、人口増加がこうした脅威を助長(zhǎng)することは明らかだ。気候変動(dòng)に関する政府間パネル（IPCC）の予測(cè)では、今世紀(jì)中の地球の溫度上昇を2度以內(nèi)に食い止めるという目標(biāo)を達(dá)成するには、50年までに溫室効果ガスの排出量を40～70％削減するとともに、2011年までにほぼゼロにしなければならない。IPCCは、「地球という観點(diǎn)からみると、経済と人口増加が引き続き化石燃料の燃焼により生じる二酸化炭素排出量増加の最も重要な原因になる」との見方を示す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月16日