秋が深まってきた北京では、渡り鳥(niǎo)が北京を通過(guò)するピークを迎えている。毎年この時(shí)期になると、これらの貴重な鳥(niǎo)に目をつける密猟者が、無(wú)許可で網(wǎng)を設(shè)置し捕獲しようとする。これらの渡り鳥(niǎo)の通行ルートを守るため、海淀區(qū)鳳凰嶺森林公安派出所はこのほど初めてドローンを使用し、鳳凰嶺、翠湖濕地、溫泉など15カ所の重點(diǎn)エリアでパトロールと管理を強(qiáng)化している。密猟者を撲滅し、冬を越す渡り鳥(niǎo)の安全な移動(dòng)環(huán)境を整える。北京晩報(bào)が伝えた。
「以前は徒歩でパトロールしていた。舗裝されていない坂を登り、草むらの中を進(jìn)むことがよくあった。ドローンがあれば、20?30分かかる毎日4?5回のパトロールの必要がなくなり、數(shù)時(shí)間の時(shí)間が浮く」。鳳凰嶺森林公安派出所の閻巖所長(zhǎng)は取材に対して、このように話した。彼らのパトロール範(fàn)囲は400平方キロメートル以上だが、派出所には警官が6人しかいないため、大変な作業(yè)となる。申請(qǐng)と審査?批準(zhǔn)を経て、同派出所はこのほどドローンという技術(shù)手段を?qū)毪筏?。海淀區(qū)北部重點(diǎn)森林地區(qū)に密猟行為がないかを空から偵察し、さらに警官を派遣し、ターゲットを絞った取締りを行う。ドローン偵察補(bǔ)助の導(dǎo)入により、管轄區(qū)森林派出所の人員不足を効果的に解消すると同時(shí)に、重點(diǎn)エリアのパトロール範(fàn)囲を拡大し頻度を高めた。密猟が見(jiàn)つかった場(chǎng)合に、警官がその場(chǎng)所に立ち入るのが困難で、証拠を入手し難いといった問(wèn)題が存在していたが、これも自ずと解消された。
渡り鳥(niǎo)は毎年9月より北京を通過(guò)する。閻氏と森林公安警官も、集中的なパトロールを開(kāi)始する。彼らのパトロールと法執(zhí)行により、9月から現(xiàn)在まで190羽以上の貴重な鳥(niǎo)が救助され、または取り押さえられている。その大半が北京市1級(jí)と2級(jí)保護(hù)動(dòng)物だ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年10月26日
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