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2018年11月22日  
 

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第18回日中友好中國大學(xué)生日本語科卒業(yè)論文コンクール審査委員の所感 (4)

人民網(wǎng)日本語版 2018年11月22日14:05

4. 言語部門審査委員の所感

「日中友好中國大學(xué)生日本語卒業(yè)論文コンクール」は、あっという間に十八回を迎えました。正直に言って、こんなに続くとは最初とても思いませんでした?!赴遵x隙を過ぐ」の如く、この小さな事業(yè)が図らずも、幾多の春秋を経て、今日まで辿り著いたこと、感無量としか言えません。その功労者の名に輝いた當(dāng)コンクールの発起人である小野寺先生に深く深く敬意を表したいと思います。継続の力に再び頭を下げ、この十八年間の継続により築かれた礎(chǔ)は、しっかりと中國の日本語教育史上に殘され、後人に銘記されればと思います。

次は、言語組の審査員または一読者としての感想を述べます。

1、 入賞作品はいずれもそこから感動(dòng)的な躍動(dòng)が読み取られ、自ずと読者を感動(dòng)させる力を持つ優(yōu)秀な作品でした。論文作成もすべての學(xué)問と同じく、まず書くものつまり作者自身がその書こうとするテーマに深く感動(dòng)していなければならないと思います。そのテーマとじっと睨み合い、何度も何度も心の交流がなければ、決していい論文はできないだろうと思うのです。佐久間象山?渡辺崋山など多くの俊秀を輩出した江戸後期の儒學(xué)者である佐藤一斎が曰く、「學(xué)を?yàn)椁工摔?、人の之れを?qiáng)うるを俟たず。必ずや心に感興する所有って之を?yàn)椁埂?、言い換えれば、自分が感動(dòng)して、そしてその作成作業(yè)に全身全霊を投じて初めて、他人(読者)を感動(dòng)させることのできる論文が生まれるだろうと言いたいです。

2、 卒業(yè)論文の指導(dǎo)教官ですが、「指導(dǎo)」をどう理解するかという問題があります。學(xué)生の心を感化して、やる気を起こさせることは最大の指導(dǎo)ではないかと思います?!附袒工趣いρ匀~がありますが、卒業(yè)論文作成に関していえば、言葉の順序は逆かもしれません。つまり、「化して教す」でしょう。なぜかと言えば、「教」はいわゆる「知識(shí)を教える」ことで、「化」は「心を感動(dòng)させる」ことでしょう。そのため、指導(dǎo)する教師本人が當(dāng)該學(xué)問または當(dāng)該論文のテーマにまず學(xué)生と共感を持っていなければ、いい指導(dǎo)もできないだろうと言えるでしょう。今回のすべての入賞論文から、そのような素晴らしい指導(dǎo)の影が見えていますから、非常に尊敬しています。

3、 今年は十八回目のコンクールですが、言語組に関して言えば、量質(zhì)とも一段と進(jìn)歩しています。今までよりはテーマの範(fàn)囲がさらに広がり、論文構(gòu)成から細(xì)部の論理整合性まで、いわゆる論文らしさも目に見えて増してきました。勿論、テーマに関する問題も依然として指摘すべきでしょう。一言テーマの問題と言っても、実は様々な問題があります。例えば、著眼點(diǎn)のいいテーマなのに、果たして自分の學(xué)力でカバーできるかどうかも、テーマの問題であり、一方、テーマが大きすぎて、內(nèi)容が貧弱で、まるで雲(yún)を摑むような言葉で綴られた論文の存在も問題であります。

以上は今年の審査に當(dāng)たって感じた三點(diǎn)です。取り留めのない思いの斷片ですが、當(dāng)コンクールの今後のますますの発展を期待しながら、本年度の所感として記し、筆を擱きます。

(南開大學(xué) 王健宜)


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