習(xí)近平國家主席は27日午前、スペインの首都マドリードへ向けて特別機(jī)で北京を発ち、東半球と西半球に跨る9日間の歐州?中南米歴訪を始めた。中國新聞社が伝えた。
中國とスペインの國交樹立から今年で45年、中國とポルトガルの國交樹立から來年で40年、中國とEUの包括的な戦略的パートナーシップの構(gòu)築から今年で15年になる。この「重要な節(jié)目」について、中國側(cè)は中國とスペイン、中國とポルトガルの関係発展にとって、従來の事業(yè)を継承し將來の発展に道を開く歴史的意義があり、新時代の中國EU関係の発展にも新たな原動力を與えるものと考えている。
中國はスペイン、ポルトガル両國と包括的な戦略的パートナーシップを構(gòu)築しており、両國は「一帯一路」構(gòu)想に積極的に呼応している?!噶x新歐」國際定期貨物列車「中歐班列」、プエルト?デ?ビルバオ拡張工事事業(yè)などは中國スペイン協(xié)力の新たな目玉だ。中國とポルトガルは2017年に「ブルー?パートナーシップ」を構(gòu)築し、海洋協(xié)力が協(xié)力の新たな目玉となった。今回の訪問で調(diào)印される?yún)f(xié)力文書複數(shù)のうち、「一帯一路」協(xié)力が重點(diǎn)であることは間違いなく、今回の訪問は中國と両國の「一帯一路」共同建設(shè)協(xié)力に新たな空間を切り開くと専門家は考える。
習(xí)主席は過去5年間に3回中南米大陸に足を踏み入れ、10カ國を訪問した。今回の中南米再訪問で、習(xí)主席は12月2、3両日にアルゼンチンとパナマを國賓訪問する?!腹扭椁斡讶摔蛟Lね、新たな友人と會う」ことが、今回の中南米訪問の目玉だ。
中國とアルゼンチンは共に重要な新興國であり、雙方には広範(fàn)な協(xié)力の余地と共通認(rèn)識がある。習(xí)主席のアルゼンチン訪問は2回目だ。2014年の訪問で両國関係は包括的な戦略的パートナーシップに格上げされた。その後、両國協(xié)力は包括的で高水準(zhǔn)の発展基調(diào)を呈した。
パナマは中國にとって中南米地域の新たなパートナーだ。2017年6月、中國とパナマは「一つの中國」原則を基礎(chǔ)に國交を樹立した。中國の國家主席が「新たな友人」であるパナマを訪問するのは、國交樹立後初だ。中國側(cè)によると、習(xí)主席のパナマ訪問は両國民の相互理解と友情を増進(jìn)し、互恵?ウィンウィンの協(xié)力を推進(jìn)し、両國関係の長期にわたる安定的発展のために堅固な基礎(chǔ)を築き、方向性を先導(dǎo)することが目的だ。
今回の外遊で、習(xí)主席はアルゼンチンで「G20タイム」も過ごす。11月30日から12月1日にかけて、第13回G20サミットがブエノスアイレスで開催される。今年はG20サミットの開始から10周年にあたり、反グローバル化傾向が臺頭する中、サミットは大いに注目されている。
習(xí)主席がG20サミットに出席、またはG20サミットの議長を務(wù)めるのは今回で6回連続だ。これは中國側(cè)がG20制度を非常に重視していること、世界経済ガバナンスの整備に力を捧げることを積極的に望んでいることを十分に示すものだと指摘される。
今回のサミットは「公正で持続可能な開発のための合意形成」をテーマとしている。3つの段階會議と非公開首脳會議が中心で、世界経済、貿(mào)易と投資、デジタル経済、持続可能な開発、インフラ、気候変動などの議題を主に話し合う。習(xí)主席はこれらの問題について中國側(cè)の立場と主張を明らかにし、各國首脳と意見交換する。會期中に習(xí)主席はBRICS首脳會議にも出席する。
2013年から2017年まで、習(xí)主席はG20サミットで開放型世界経済の建設(shè)、革新的発展方式、世界経済ガバナンスの整備などについて中國の主張を示し、各國から注目された。世界情勢の推移が重要な時期にある現(xiàn)在、中國がこの重要な世界経済ガバナンスのプラットフォームにおいて提案と主張を打ち出すことを國際社會は特に期待していると指摘される。
歐州から中南米へ、二國間から多國間へ、中國元首外交の新たな出発にともない、今回の外遊が中國とEUの関係、中國と中南米の関係に新たな原動力を與え、世界経済ガバナンスに新たな力を與えることは間違いない。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月28日
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