「中國の人口がマイナス成長、人口ボーナスは消滅する」という見方に対し、中國國家統(tǒng)計(jì)局の寧吉■(吉へんに吉)局長はコメントを発表し、「2018年に中國の人口はプラス成長を維持し、通年の出生數(shù)は1523萬人で、相當(dāng)の數(shù)字だ。また労働者資源は9億人に近く、中國の人口ボーナスは依然存在する。人口のデータは長期的にみる必要があり、過剰に解釈する必要はない」と述べた。人民網(wǎng)が伝えた。
寧局長は國民経済の運(yùn)営狀況についての発表會で発言し、「2018年末の中國大陸部の総人口(31省?自治區(qū)?直轄市、中國人民解放軍の現(xiàn)役の軍人を含み、香港とマカオの両特別行政區(qū)と臺灣省および海外在住者を含まない)は13億9538萬人に達(dá)し、前年末比530萬人増加した」と発表した。
通年の出生數(shù)は1523萬人、出生率は10.94‰、死亡數(shù)は993萬人、死亡率は7.13‰、自然増加率は3.81‰だった。
寧局長は、記者からの「人口増加率が徐々に低下していることは、中國の経済成長における人口ボーナスが早めに消滅してしまうことを意味しないか」との質(zhì)問に対し、「國家統(tǒng)計(jì)局が公表するデータがすでにはっきりと示しているように、2018年の中國は人口がプラス成長になっただけでなく、出生數(shù)も比較的多く、1523萬人だった。このデータはやはり相當(dāng)なものだ。人口増加率、出生率の低下については、人口データは1年間のデータでしかないので、長期的にみる必要がある。歴史を振り返ると中國には人口のピークがあり、現(xiàn)在の人口の構(gòu)造的変化もまた自然発生的に起きたものだ。中國の人口ボーナスは依然存在し、労働者資源は9億人に迫り、一連の変動はあるが、これほどの規(guī)模はやはり巨大だ。中國の労働參加率は世界的にみても低いとは言えず、9億人のうち7億人あまりが仕事に就いており、さらに拡大する余地がある。労働者の數(shù)自體に大きな潛在力があり、人々が注目する中國の出稼ぎ労働者はなお2億8800萬人おり、これはかなり巨大な塊だ。もう1つ公表したデータは人戸分離人口(現(xiàn)在の居住地と戸籍登録地の郷?鎮(zhèn)?居住區(qū)が半年以上にわたり異なる狀態(tài)にある國民)のデータで、低下はしたが、引き続き多い。低下の原因はこのうち1億人が都市で就職して、農(nóng)民から市民に変わったためだ?,F(xiàn)在、中西部地域の発展にともない、外資系企業(yè)や國內(nèi)沿海部の企業(yè)が中西部投資をより多く行うようになったこと、中西部の交通やインフラの改善、地域発展戦略の実施などにより、出稼ぎ労働者が帰郷して起業(yè)するようになり、その多くが地元やその周辺で第二次産業(yè)や第三次産業(yè)に參入した。これも1つの流れだ。中國の労働者は素質(zhì)が向上し、毎年800萬人もの大學(xué)生が卒業(yè)し、こうした人々が産業(yè)の高度化と人口ボーナスにおいてますます大きな役割を果たすようになる。さらに中國には引き続き人口ボーナスが存在し、人口ボーナスはさらに重視されており、中國経済の中長期的好転を支える要因には変化がないといえる」と答えた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月22日
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