華為技術(shù)（ファーウェイ）の任正非最高経営責(zé)任者（CEO）はこのほど、深セン市にある同社本部でメディアの取材を受けた。任氏の発言內(nèi)容には、多くのネットユーザーたちから、「度量の大きさと大局を見據(jù)える姿勢(shì)に感激した」といった稱賛コメントが寄せられただけでなく、「ファーウェイの実力を目にしてファンになった」といった激勵(lì)コメントも寄せられている。

任氏への稱賛はその言葉の妙にあるわけではなく、ファーウェイの名分を正しているからだけでもない。その言葉に客観的で理性的な事実がうかがえ、思考の力が充ち満ちていることがより大きな理由だと言える。

「國(guó)はより開放されなければならないし、開放されて初めて未來が開ける」とする任氏は改革開放の目撃者であり、改革開放に関わってきた者でもある。改革開放は中國(guó)企業(yè)の気風(fēng)を作り上げ、中國(guó)の企業(yè)家も改革開放のスタイルを絶えず「更新」してきた。任氏自身から発せられる開放的な度量は、中國(guó)の改革開放世代の総體としての精神?気風(fēng)を映し出している。こうした精神?気風(fēng)は、中國(guó)企業(yè)が絶えず発展拡大していく精神的な支えであり、中國(guó)の発展に內(nèi)在する原動(dòng)力でもある。

世界の潮流は滔々と流れていく。國(guó)のドアを開けるのか、それとも閉めるのか、答えは言わずとも明らかだ。ファーウェイを代表とする中國(guó)企業(yè)は、グローバル化を背景とした世界の発展の大きな流れに順応し、歴史の発展の流れにぴたりと寄り添い、必然的により多くのポジティブフィードバックを獲得してきた。中國(guó)企業(yè)は學(xué)ぶことを得意とする企業(yè)であり、中華民族は學(xué)ぶことを得意とする民族だ。このような大局を見據(jù)える姿勢(shì)と感慨を胸に抱いた中國(guó)は局地的な発展の利益にこだわるという古いやり方に陥ることはありえず、それどころかより豊富な成果を獲得することができる。世界のインターネット企業(yè)上位10社のうち、中國(guó)企業(yè)は4社を占めている。また中國(guó)企業(yè)が次々と中國(guó)國(guó)內(nèi)で勢(shì)いよく発展し、海外へも積極的に進(jìn)出し、グローバル経済にあるべき寄與をしていることが、何よりもの証拠だ。

愛國(guó)とはスローガンを叫ぶことではなく、空疎で抽象的な言葉で表現(xiàn)するものでもない。ファーウェイが中國(guó)の企業(yè)であり、中國(guó)內(nèi)外で高く評(píng)価される中國(guó)のブランドであることは、爭(zhēng)えない事実だ。しかしファーウェイの攜帯電話に使われているハードウェアとソフトウェアは世界の先端的科學(xué)技術(shù)の結(jié)集であり精華だ。任氏の、「ファーウェイを買わないことが國(guó)を愛さないことだというなら、私たちの子どたちは國(guó)を愛していないことになる。彼らもアップル製品を使っているからだ」という言葉からも、彼の高い認(rèn)識(shí)と深い含意をうかがい知ることができ、ゆっくりとその言葉を斟酌する価値があるだろう。

今日、中國(guó)はこれまでの歴史のどの時(shí)期よりも、中華民族の偉大な復(fù)興という目標(biāo)実現(xiàn)により近づき、より自信をもち、そのための能力をより備えている。中國(guó)の企業(yè)家がより開放的な精神?気風(fēng)を示す時(shí)、大國(guó)の國(guó)民がより成熟した理性的な品格を示す時(shí)、革新（イノベーション）が民族全體の価値をめぐる共通認(rèn)識(shí)になる時(shí)、私たちには中國(guó)がよりしっかりと落ち著きをもって世界の舞臺(tái)に進(jìn)んでいくと信じるだけの理由がある。數(shù)年後、歴史の流れを振り返ってみた時(shí)、ファーウェイは今の時(shí)期における民族の気風(fēng)を備えた座標(biāo)の1つになっていることだろう。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月23日