中國國家外貨管理局が発表した外貨準備に関する最新のデータによると、6月末現在の外貨準備高は3兆1192億ドル(1ドルは約108.8円)で、前月末比182億ドル増加し、増加幅は0.6%だった。
同局の王春英報道官(チーフエコノミスト)は、「6月には、グローバル貿易情勢、主要國の中央銀行の金融政策といった要因の影響により、米ドル指數が低下し、國際金融市場における資産価格が上昇した。為替レートや資産価格の変動といった要因が作用し合い、外貨準備高は増加した。年初以來、外部環(huán)境の不確定要因と不安定要因が増大する狀況の中、中國経済は全體として安定し、合理的範囲で運営され、外貨市場の需給はほぼ均衡を保ち、主要ルートでの國境を越えた資金流動に積極的な変化がみられ、外貨準備高は安定の中で増加した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年7月9日