7月になり、人民銀はさまざまな金融政策ツールを総合的に運用し、流動性をタイミングよく適切に投入した。7月16日からは、5日連続でリバースレポを?qū)g施し、約5100億元を投入した。
リバースレポは人民銀が最近、流動性を供給する際の1つの手段に過ぎない。7月には、計4千億元に上る中期貸出制度(MLF)の操作をたびたび行った。サービス対象の県エリアの農(nóng)村商業(yè)銀行に対して預(yù)金準(zhǔn)備率を調(diào)整し、長期資金約1千億元を投入した。MLFに的を絞り2977億元の操作を行った。小規(guī)模企業(yè)を支援する再貸出の限度額を500億元引き上げた。
実體経済に金融面の十分な支援を提供しなければならないが、『湛水灌漑』のようなことはしてはならない。専門家は、「現(xiàn)在のような流動性が合理的なゆとりをもつ背景の中、実體ある企業(yè)は金融の『正確な點滴灌漑』が必要で、関係當(dāng)局は資金の動きがスムーズでなく、金融の需給に構(gòu)造的矛盾があるといった問題の解決に力を入れている」と話した。
人民銀はこのほど各銀行に対し貸出構(gòu)造を調(diào)整?最適化し、製造業(yè)への中長期貸し出しとローンの割合を高め、小規(guī)模?零細企業(yè)への金融サービスを引き続きしっかり行い、現(xiàn)代化サービス業(yè)、農(nóng)村新興、金融による貧困者支援など國民経済の重點分野と弱い部分への貸出支援を拡大することを求めた。
北京大學(xué)光華管理學(xué)院の唐遙準(zhǔn)教授(応用経済學(xué))は、「米國が利下げをした後、中國は供給側(cè)改革推進への決意を一層固め、各種政策ツールを総合的に運用して、適時に適切な逆周期の調(diào)節(jié)を?qū)g現(xiàn)し、力を集中させて質(zhì)の高い経済発展を推進するべき」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月3日