米物流大手フェデックス(FedEx)中國法人がこのほど規(guī)制対象の刃物を違法に香港地區(qū)へ配送した疑いがあるとして、中國関連部門が調(diào)査を進めるとともに、問題の荷物は仮差押えされた。中國経済網(wǎng)が伝えた。
これは今年6月に米國の顧客が発送した拳銃入り小包を違法に配送したのに続く、フェデックスの2件目の違法行為だ。中國の法律?法規(guī)に違反している。
中國の関連の法律法規(guī)に基づき、フェデックスは荷物引き受けに際してのチェックシステムを厳格に執(zhí)行しなければならず、輸送や配送が禁止された、安全上の重大な懸念が存在する物品については、輸送と配送を行ってはならない。フェデックスは中國で事業(yè)を展開してすでに30年以上が経ち、拳銃と弾薬、規(guī)制刃物といった中國の「配送禁止物品リスト」に上げられた物品は把握しているはずだ。米物流大手であるフェデックスは華為(ファーウェイ)に関わる複數(shù)の荷物で小細工をしたり、米國から拳銃を違法に中國へ輸送したり、さらに今度は香港へ帰省刃物を配送した疑いがある。一連の違法行為は築いてきたブランドを崩壊させ、ビジネス上の信用を失わせる自殺行為に他ならない。
事実や真相を明らかにし、利用者の権利を守り、ビジネス環(huán)境を最適化するため、中國関連部門は6月1日から法律に基づいてフェデックスへの調(diào)査を開始し、進展狀況を速やかに公開してきた。フェデックスも公開の聲明などを通じて調(diào)査に全面協(xié)力し、中國の法律法規(guī)をしっかりと遵守する姿勢をみせた。しかし調(diào)査期間中に、またもや違法行為があった。このような企業(yè)を信用できるだろうか。中國國家郵政局が発表した7月の郵政事業(yè)をめぐる消費者からの苦情申し立て狀況の通告では、フェデックスの苦情処理への満足度は最低だった。
現(xiàn)在、中國関連部門がフェデックスが違法に配送した疑いのある規(guī)制刃物を仮差押えしており、法律に基づいて調(diào)査が進められる。フェデックスは調(diào)査に協(xié)力しなければならない。
中國物流市場の潛在力は巨大で、外資系企業(yè)が市場を開拓して発展し、チャンスを共有することを歓迎するが、その前提は必ず法律を遵守し、合法的な経営を行うことだ。中國には治外法権をもった企業(yè)も個人もいない。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月4日