選択を続ける中で、水野さんは中國のメッセンジャーアプリ「ライチ」（茘枝）と出會(huì)った。ライチが提供するインタラクティブプラットフォームでは、録音?作成、編集、保存、視聴、共有を一體化し、音聲コンテンツを展開し、誰でもアナウンサー気分を味わうことができる。水野さんは非常に興味を引かれたという。

水野さんに依頼を受けてもらうため、ライチは出來ることはすべてやった。上層部管理職の作業(yè)チームが何度も訪日して協(xié)力について話し合い、水野さんに「一度中國に來て考えてくれませんか」と頼み、中國のインターネット企業(yè)の発展の現(xiàn)狀と展望を説明した。こうした努力が水野さんを動(dòng)かし、中國企業(yè)と初めて協(xié)力することになった。

水野さんはライチの既存のロゴをベースに、これに幾何學(xué)的な造型を加えて発展させ、最終的に新たなライチの花を作り出した。また水野さんはライチのためにくまモンの弟分にあたるキャラクター「TEKI」をデザインした。不思議な星からやってきた、未來ムードにあふれるキャラクターだ。水野さんは、「TEKIをデザインしている時(shí)、キャラクターを作ろうと思うのではなく、ライチを擬人化したらどうなるんだろうということを考えていた」と振り返った。

▽AI時(shí)代は人類の想像力が非常に大切

イノベーション科學(xué)技術(shù)の急速な世代交代に伴い、人工知能（AI）がますます多くの分野で人に取って代わるようになった。水野さんは、「デザインナーのあり方もこれにつれて大きく変化した。繰り返しの煩瑣な作業(yè)は全部AIにお任せし、デザイナー獨(dú)自の『想像力』が非常に大切になる」と述べた。