中國科學(xué)院広州地球化學(xué)研究所の陳鳴研究員の課題チームは最近、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市依蘭県で新たなクレーター「依蘭クレーター」を発見した。依蘭クレーターは天體衝突の遺跡だ。その発見により、中國の同類地質(zhì)構(gòu)造に重要な新メンバーが加わった。中國科學(xué)報が伝えた。
このクレーターの直徑は1850メートル、深さは150メートル。三江平原の西部境界部、小興安嶺支脈の南麓の低山?丘陵地帯にある。同クレーターは奇妙な地形的特徴を示している。クレーター南部の縁には一定方向の大規(guī)模侵食?移動が発生し、全長の約3分の1(2キロメートル)を占める縁が失われている。研究によると、これは約1萬年前の最終氷期に発生した氷河の作用と関連していることが分かった。クレーターの大半の部分が白樺林で覆われていた。
研究によると、同クレーターは白亜紀(jì)の花崗巖の基巖に形成されたが、形成の確かな時期についてはさらなる研究が必要だ。またクレーター底部には湖沼沈積物があり、ここがかつで湖があり、約1萬年前になくなった。
陳氏によると、同クレーターの発見は中國の惑星科學(xué)と地質(zhì)科學(xué)の研究に貴重な「天然のクレーター実験室」と、中國東北地域の低標(biāo)高氷河の歴史の新たな証拠を提供している。同クレーターは先に発見された岫巖クレーターの大地構(gòu)造?位置が異なることから、中國で新たにクレーターが発見される可能性が依然として殘されていることになる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月27日