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「取りあえずマスク」は病気になるリスクあり

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2019年12月24日13:49

北方の冬は、寒風(fēng)が吹きすさぶ。都市の大通りを歩き、周囲に目を向けると、色とりどりの花々が咲き亂れていると思いきや、それらは全てマスクだ。マスクを著用することは、醫(yī)學(xué)的に病気を予防するためだけではなく、今では流行の一つであることは間違いない。春にはあちこち舞う柳絮対策に、夏は日焼け防止のため、秋は防塵のため、そして冬は防寒のためにマスクをつける。こうして春夏秋冬年中マスクを著用するのは、「イケてる」ことなのだ。北京青年報(bào)が伝えた。

だが、マスクを著用するのは、本當(dāng)に良いことなのだろうか?

実は、長(zhǎng)期的なマスク著用は、害となる恐れがある。

マスクによって、その防塵効果も異なってくる。防護(hù)型マスクをむやみに著用することは控えた方がいい。というのも、この種のマスクは、分厚い素材で作られているため、著用すると呼吸しづらくなり、酸欠狀態(tài)に陥り眩暈を起こすこともある。たとえ使い捨てマスクであっても、長(zhǎng)期にわたり著用することは、子供や呼吸器疾患がある人にとっては、呼吸の妨げとなり、スムーズに呼吸できなくなる恐れがある。

さらに、マスクの著用は、自然界に対する身體の適応力を低下させる可能性がある。気道の粘膜の下には毛細(xì)血管が縦橫無(wú)盡に走っており、冷たい空気を吸い込むたびに、鼻腔內(nèi)の粘膜が、まるで加濕器のように冷たい空気の溫度や濕度を上げて、空気が肺に入る頃には體溫と同じくらいの溫度になる。そのようなプロセスによって鼻腔や気道が鍛えられ、人體の防寒能力が高められる。しかし、もし長(zhǎng)時(shí)間マスクを著用し続けると、気道が鍛えられることがなくなり、鼻腔內(nèi)の粘膜も脆弱になり、鼻腔に本來(lái)備わっていた生理機(jī)能が損なわれ、少し冷え込むとすぐに風(fēng)邪をひきやすくなる。

さらにマスクを使用するプロセスで、その保管方法が適當(dāng)でなければ、マスクに細(xì)菌が繁殖しやすくなり、細(xì)菌感染のリスクが高まる。多くの人が、マスクを外したあと、ポケットや鞄に何気なく放り込むが、ポケットや鞄にはお金が入っている場(chǎng)合が多く、マスクに病原菌を運(yùn)ぶ役目を擔(dān)い、再びマスクをつけたときに病気に感染する可能性が高くなる。

そのため、長(zhǎng)期間にわたるマスク著用は、仕事上必要な場(chǎng)合以外は、どうしてもつける必要がある時(shí)だけにするのが一番だ。一部の若い人は、マスクがファッショナブルでイケてると思っているが、適正ではない著用は、身體にダメージを及ぼす恐れがあるため、むやみやたらに著用することは避けた方が賢明だ。それにマスクを外した姿の方がずっと美しいに決まっているのだから。(編集KM)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年12月24日

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