2020チョモランマ(エベレスト)標(biāo)高測量の登頂行動(dòng)が6日午後、始まった。チョモランマ標(biāo)高測量が間もなく登頂段階に入るにつれ、多くの人々からさまざまな疑問が上がっている。そのうち最大の疑問は、「なぜ人が登頂し測量しなければならないのか」「ヘリで登頂できないのか」「これほど危険な任務(wù)を衛(wèi)星やドローンでは行えないのか」だ。中央テレビ網(wǎng)が伝えた。
◆衛(wèi)星リモートセンシング映像で測量できるか?
2020チョモランマ標(biāo)高測量技術(shù)協(xié)調(diào)チーム長の黨亜民氏:衛(wèi)星リモートセンシング映像は現(xiàn)在、主に地表の観測に用いられているが、地表の位置に関する一部の情報(bào)も取得できる。しかし現(xiàn)狀を見る限り、その精度はまだ十分ではなく、標(biāo)高測量では約2メートルの誤差が生じる。またその測量の対象となるのは雪面の高度となる。人が登頂しなければ雪の厚さを測量できず、これでは正確な結(jié)果として発表できない。そのため現(xiàn)狀では、衛(wèi)星リモートセンシング映像によるチョモランマの測量は不十分だ。
測量データをより正確にするため、測量隊(duì)は積雪レーダーや重力計(jì)などの計(jì)器を頂上に運(yùn)ぶことになる。これらの計(jì)器はいずれもプロの測量者による測量と操作が必要だ。
自然資源部(省)國家基礎(chǔ)地理情報(bào)センター大地部部長の張鵬氏:重力測量は一定期間の設(shè)置が必要で、それから手動(dòng)で測量を行う。実際には難易度が高い。まず集中し座ったまま動(dòng)かず、數(shù)値のチェックを続けなければならない上、操作も必要だ。そのためこれを(チョモランマの頂上まで)背負(fù)って運(yùn)ぶだけでも難儀であり、そしてそこから観測を行うのはなおさらだ。
◆測量隊(duì)員はヘリで登頂できないのか?
黨氏:チョモランマの頂上での作業(yè)は、ヘリに非常に厳しい條件を突きつける。測量隊(duì)員を下ろし、測量計(jì)器?設(shè)備を機(jī)內(nèi)から下ろさなければならない。頂上は非常に狹く、航空機(jī)が著陸できないのは明らかで、常に動(dòng)いていなければならない。動(dòng)いている間、プロペラの旋風(fēng)が雪崩を引き起こす可能性がある。
また専門家によると、チョモランマの頂上付近は気流が不安定で、強(qiáng)風(fēng)が吹きやすく、気溫が低い。測量型ドローンでは現(xiàn)在、頂上付近を飛行できない。また現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ではロボットによる登頂作業(yè)の前例がない。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月8日