深セン、広州、杭州は深夜まで頑張って働く人の多い「不夜城」の代表的都市だ。こうした都市のうちどの地域のサラリーマンが最も大変な中で夜食を取っているか、一番遅くまで働いているかを、調(diào)査データでみてみよう。

最も遅くまで働く人の多い都市の深センをみると、10數(shù)年にわたり総生産額が市のトップを走る行政區(qū)の福田區(qū)は、時間外労働でも上位にあり、オフィスビル夜食指數(shù)上位250ヶ所のうち、福田區(qū)が77ヶ所を占め、次は寶安區(qū)と竜崗區(qū)だった。

広州のオフィスビルの夜食デリバリーはより集中し、天河區(qū)だけで上位250ヶ所のうち104ヶ所を占める。

次は、この2年間に夜食デリバリーが急速に発展した杭州をみてみよう。下沙大學(xué)城と中心業(yè)務(wù)地區(qū)（CBD）銭江新城を擁する江干區(qū)は、52のオフィスビルが上位250に入り、郊外の余杭區(qū)、経済が急速に発展する浜江區(qū)とともに上位3地域となった。

さらにデータをみてみると、深センで夜食デリバリー注文が多いオフィスビルのトップ10がどこかもわかってくる。

深センで夜食デリバリー注文の最も多いオフィスエリアは、福田區(qū)の華強北にある上歩工業(yè)パークだ。

このほか、華強北エリアでは桐林都市広場や南光捷佳大廈などもトップ10に入っており、これらはいずれも深センのデリバリー配達(dá)員が最もよく配達(dá)に行くオフィスビルの一つだ。さすがは中國一の電子製品街と呼ばれる華強北だけのことはあり、夜食（殘業(yè)）の注文數(shù)も桁外れのようだ。

深センの従來からの商業(yè)消費エリアである羅湖區(qū)は、トップ10入りしたオフィスビルの數(shù)では負(fù)けているが、區(qū)內(nèi)の都市天地広場は軽々とトップ10に入った。

同広場がある東門商業(yè)圏は文化?スポーツ?娯楽、服飾品?美容関連、銀行?不動産及びECなどさまざまな業(yè)態(tài)のオフィスビルが集まり、デリバリー配達(dá)員が深夜遅くまでかけずり回るエリアでもある。

インターネット企業(yè)が集まる南山區(qū)は、夜食デリバリーの配達(dá)先が主に科學(xué)技術(shù)パークと南油エリアに集中している?？萍讥雪`クには中國聯(lián)通、立信諾、大疆（DJI）、華為（ファーウェイ）などのネット科學(xué)技術(shù)企業(yè)が集まり、南油エリアには叮咚買菜及び各種の広告會社、教育関係企業(yè)、科學(xué)技術(shù)企業(yè)などが集まる。

また広州市では、殘業(yè)が多いオフィスビルのトップ10のうち、珠江新城と車陂に觸れないわけにはいかない。ここには高徳置地広場、富力盈力大廈、中信広場、恒大中心など金融?インターネット大手企業(yè)が入居するビルが集中しており、この商業(yè)圏に通勤する殘業(yè)組は最も重いKPI（重要業(yè)績評価指標(biāo)）を背負(fù)い、最もたくさんの夜食を食べている。

全體としてみると、都市の夜食の繁栄を支えるオフィスワーカーたちの中には、誰よりもよく働きよく稼ぐ企業(yè)の経営者もいれば、金融業(yè)界や広告業(yè)界の夜遅くまで働き続ける人々やネットのプログラマーもいるということになるだろう。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月6日