「夏がいつの間にかやって來て、太っているのは私だけと気付く。友達(dá)たちは、林黛玉のようにスリムなのに……」。そんな歌詞を耳にして、インドア派で動(dòng)くのが嫌いなのに、食欲は旺盛であるため、ドキッとしている男女も多いだろう。では、他の人はスリムなのに、自分だけ太っているのはなぜなのだろうか?北京青年報(bào)が報(bào)じた。
北京市健康教育所の専門家によると、肥満の70%は遺伝的要因であるものの、メンタルや食習(xí)慣、環(huán)境などの要素が重なることで、肥満が生じるとしている。太ってしまう7つの原因を以下に紹介してみよう。あなたが「図星」と感じる要素はいくつあるだろうか?
遺伝的要因
父親も母親も適正な體重の場(chǎng)合、子供が肥満になる確立は8~10%。一方、親のどちらかが肥満の場(chǎng)合、子供も肥満になる確率は50%、両方が肥満の場(chǎng)合、その確率は80%にまで跳ね上がる。
精神的要素
脳の視床下部には摂食中樞と満腹中樞がある。研究では、精神的に過度の刺激を受けたり、神経が興奮狀態(tài)になったり、病気になったりすると、その2つの中樞の機(jī)能が亂れ、肥満になることが分かっている。
內(nèi)分泌的要素
様々な原因からインスリンがうまく作用しなくなったり、インスリンの分泌が過多になったりし、脂肪合成が促進(jìn)され、肥満になる。
食習(xí)慣
まず、肥満になる原因で最も多いのが食べすぎで、以下、甘いものが好き、食事の回?cái)?shù)と続く。研究では、1日2食の人は、3食の人より、肥満、糖代謝異常、脂質(zhì)代謝異常などが起きたり、心血管疾患を患ったりする確率が明らかに高いことが分かっている。
主食を適度に控え、果物を増やすと、カロリーバランスを取るのに有効で、インスリンの働きや代謝を良くしたりするのにもつながる。
運(yùn)動(dòng)不足
都市化が進(jìn)み、歩くことが減って、車に乗ることが増え、運(yùn)動(dòng)不足の人がますます増えている。加えて、効果的な屋外スポーツをしていなければ、消費(fèi)されるカロリーが減り、インスリン抵抗、受體抵抗の形成が促進(jìn)され、エネルギー代謝も妨げられる。
睡眠不足や體內(nèi)時(shí)計(jì)の亂れ
研究では、子供は睡眠時(shí)間が7時(shí)間未満になると肥満率が目に見えて上がる。その他、概日リズムも、人體のエネルギー代謝や糖代謝に影響を及ぼす。
悪い生活習(xí)慣
喫煙が體重に與える影響は大きくないものの、インスリン抵抗の増大をもたらし、糖尿病や高血圧、心脳血管疾患などの発生の原因になる。また、飲酒、特に酒を飲みながら、油っこいものをたくさん食べると、肥満になりやすい。
急激なダイエットは避ける 1週間500グラム減が最適
カロリーの摂取を減らし、消費(fèi)するカロリーを増やすというのが、肥満にならないための主な方法だ。端的に言えば、食べる量を減らし、よく運(yùn)動(dòng)することだ。
世界保健機(jī)関(WHO)はダイエットに関して、脂肪や糖分が源のエネルギーの摂取を控え、果物や野菜、豆類、全粒穀物、ナッツなどの摂取量を増やし、定期的に運(yùn)動(dòng)(子どもは1日に60分、成人は1週間に150分)することとアドバイスしている。
その他、急激なダイエットも避けなければならない。低カロリーの食事を心掛け、運(yùn)動(dòng)を増やして、1週間に500グラム體重を減らすというのが理想のスピードで、1年かけて體重を5-
10%落とすというのが、最も健康的なダイエットだ。また、スレンダーを目指してダイエットすることは避けたほうがいい。ボディマス指數(shù)(BMI)が適正體重である18.5~23.9kg/m2の範(fàn)囲がベストだ。
體重測(cè)定は朝食前の空腹時(shí)が最適
食事を食べた後に體重計(jì)に乗り、水を飲んだ後も體重計(jì)に乗り、トイレから出てきた時(shí)も體重がどれくらい減ったか見るという人もいるかもしれない。
実際には、體重は1日に何度も測(cè)るものではなく、1週間に1度測(cè)る程度が理想的だ。體重が1週の間に増えたり、減ったりするというのはごく普通のことだ。1週間に1度體重を測(cè)る習(xí)慣をつけ、週を単位にしてダイエット効果を見るというのが、正確な方法だ。
その他、體重を測(cè)る時(shí)間も毎回決まった時(shí)間を選ばなければならない。例えば、朝起きてから、朝食を食べるまでの空腹の時(shí)が、體重を測(cè)るのに最も適した時(shí)間帯だ。その時(shí)間帯は、食事が體重に與える影響が小さく、一夜休んで體のコンディションも安定しているからだ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月13日