毎日鏡を見(jiàn)ると自分はルックス抜群だが、寫真を撮るとイマイチで美顔加工をしないとSNSにアップできないという體験を持つ人も多いのではないだろうか。鏡と寫真の自分は明らかに自分のはずだが、同じ人でもルックスにこれほど差が出るのはなぜだろうか。揚(yáng)子晩報(bào)が伝えた。

専門家によると、レンズはある程度の誤差を生じさせる。特に攜帯電話のインカメラは焦點(diǎn)距離が短いため、撮影された人の顔がのっぺりとし、額と鼻が際立って見(jiàn)える。次に、ライティングが適切か否かも最終的な撮影効果に大きな影響を及ぼす。

私たちが鏡で目にする自分は、脳の「加工」を受けている。これは脳の補(bǔ)完機(jī)能によるものだ。人の脳には自己の意識(shí)があり、鏡を見(jiàn)る時(shí)に自動(dòng)的に長(zhǎng)所を誇張し、短所を弱める。

また私たちの脳は動(dòng)く人に対して親しみを覚える。一般的には止まった顔よりも動(dòng)く顔の方が魅力的だ。私たちはよく鏡の前で動(dòng)き、角度と動(dòng)きを調(diào)整するため、そこに映る人も動(dòng)的だ。撮影された寫真は靜的であるだけでなく、被寫體もじっとしていなければならない。そのため寫真の自分は鏡ほど良く見(jiàn)えない。しかも鏡に映る人はより立體的であり、平面の寫真よりも効果が優(yōu)れている。

このほか、鏡を見(jiàn)る時(shí)に注目するのは往々にして局部、とりわけ自信のある部分だ。見(jiàn)た目が今ひとつの部分については自ずと見(jiàn)落とす。寫真を見(jiàn)るときに注意するのは全體で、欠點(diǎn)が露呈してしまう。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年7月20日