中國國家発展改革委員會によると、中國は今後、汚水の資源化利用を系統(tǒng)的に展開し、2025年までに、全國の汚水収集能力を顕著に向上させ、県の行政中心地や都市の汚水処理能力が現(xiàn)地の経済?社會発展の需要を基本的に満たし、水環(huán)境敏感エリア（各種自然?文化保護地）の汚水処理の基準(zhǔn)を引き上げ、高度化させる計畫だ。また、中國全土の地級市（省と県の中間にある行政単位）以上の水が不足している都市の再生水利用率を25％以上、北京市?天津市?河北省のそれを35％以上まで引き上げることを目指す。新華社が報じた。

同委員會など10當(dāng)局が共同で発表した「汚水の資源化利用推進に関する指導(dǎo)的意見」は、2025年までに、工業(yè)用水の再利用、家畜?家禽の糞便?汚水、漁業(yè)養(yǎng)殖廃水などの資源化利用レベルの顕著な向上ほか、汚水の資源化利用政策體系や市場メカニズムを構(gòu)築する計畫だ。また、2035年までに、系統(tǒng)的で、安全、エコ、かつ経済的な汚水の資源化利用の構(gòu)造を構(gòu)築する。

汚水の資源化利用とは、汚水を特定の水質(zhì)基準(zhǔn)に達(dá)するよう無害化処理して、通常の水資源の代わりに、再生水を工業(yè)生産や市政の雑用水、住民の生活用水、生態(tài)補水、農(nóng)業(yè)用水、地下水人工涵養(yǎng)などに用いるほか、汚水からその他の資源やエネルギーを取り出すことを指す。2019年、中國の都市部の汚水排出量は約750億立方メートルだったのに対して、再生水の利用量は100億立方メートル未満で、利用のポテンシャルは非常に大きい。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月13日