まもなく訪れる今年の春節(jié)(舊正月、2021は2月12日)に、人々の行動(dòng)半徑は例年よりも縮小する見込みだが、年越しムードは少しも薄れていない。2月4日にスマート検索アプリの夸克がこのほど発表した「2021年春節(jié)の今いるところで年越しのアドバイス」によると、人気検索ワードの背後には、新年の特別感や年越しの新スタイルが満ち満ちている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
夸克のデータをみると、ますます多くの人が「身近な素晴らしさ」を再発見したいと心から願(yuàn)うようになった。今年の春節(jié)には、近場(chǎng)旅行とドライブ旅行の人気が上昇中で、重慶、広州、南京、西安、杭州などのエリアがネットユーザーの旅行先として最も人気があり、各地の人気観光地では入場(chǎng)者が増加しているという。
北京?什剎海公園、広州塔、上海城隍廟、済南?大明湖、成都?寛窄巷子など、各地の「訪れるべき」人気ランドマークには、新年の喜びと熱気があふれている。もう少し「気取った」場(chǎng)所に行きたければ、中國美術(shù)館、ショッピングモールの北京SKP、三源里食品市場(chǎng)などは、どこもネットユーザーの「行くべき」場(chǎng)所として真っ先に名前が挙がる。商業(yè)施設(shè)や公園から、ネットで人気の食品市場(chǎng)まで、人々は年越しムードを求めると同時(shí)に、「春節(jié)の過ごし方」を定義し直しているところだ。
春節(jié)がやって來て、家での年越し料理に何を食べるかが、夸克ユーザーにとって一番の関心事になっている。全國各地の「家庭のシェフ」がネットで次々に「営業(yè)」を開始し、夸克で春節(jié)の家庭でのごちそうメニューや春節(jié)にそろえたい12種類のメニュー、伝統(tǒng)的年越し料理などを熱心に検索している。
故郷の味が欠けた年越し料理は魂が抜けている。麻婆豆腐、仏跳牆、酸菜魚、羊肉湯、スズキの姿蒸し、水煮肉片、腸詰め、客家風(fēng)ちまき、串料理?鉢鉢鶏、油潑麺など、遠(yuǎn)く離れた故郷の味を求めてキッチンに向かう人を遮ることのできるものは何もない。
オフラインで集まれない連休には、インターネットが特別な新年の味わいや風(fēng)習(xí)を形作ることになる。夸克の検索狀況をみると、年越し料理の動(dòng)畫、絵文字での祝福メッセージ、「淘寶(タオバオ)式」新年の挨拶が新たなトレンドだ。この狀況でも両親は同じように見合いを勧めるが、「クラウドお見合い」なら「正月に帰省するとお見合いをしろと言われるのがいや」な若者のプレッシャーは少し和らぐかもしれない。同時(shí)に、ますます頻繁にネットに觸れるようになった年長(zhǎng)者たちが、「xswl(とてもおかしい)」、「ssfd(ぶるぶる震える)」といった00後(2000年代生まれ)のネット流行語を検索して調(diào)べるようになり、春節(jié)連休は異なる世代間のコミュニケーションが最も頻繁に行われる時(shí)期にもなった。
愛と付き添いは永遠(yuǎn)のテーマだ。故郷に帰れない一部のネットユーザーは、長(zhǎng)い休暇をペットと過ごすことを選ぶ。データによると、今年1月には、夸克のペットに関する検索件數(shù)が前月比76%増加し、ペット用の年越し料理、ペットの防疫が注目を集めている。飼い主に代わってトイレの世話をするサービスが、夸克で盛んに検索されている。
子どもをもつ親にとっては、勉強(qiáng)の補(bǔ)習(xí)クラスも連休に避けて通ることのできないキーワードだ。寫真で問題を撮影して解答、夸克の翻訳サービス、作文のお手本検索、間違いを記入するノートなど、親たちは子どもよりもよく知っている。數(shù)學(xué)に英語に手描き新聞まで、スマート補(bǔ)習(xí)ツールの登場(chǎng)により、親たちは次々に「中國の問題集」に変身した。
多くの人にとって、春節(jié)の休暇は目標(biāo)を立てたり、自分を高めたりする絶好の機(jī)會(huì)だ。英語のカリキュラム、今年読もうと思っている本のリスト、ダイエットなどなど、夸克での春節(jié)の過ごし方の検索ワードから、理想の休日の過ごし方がみえてくる。チョン?ダヨンのモムチャンダイエットで物足りなければ、夸克で筋トレユーチューバー?パメラの動(dòng)畫を10回検索して一緒にやればいい。
もちろん、ごろごろして何もしないのも、休日の大切な過ごし方だ??淇摔扦?、ミニゲーム「合成大西瓜」に夢(mèng)中になる人もいれば、テレビドラマやバラエティに楽しみを見いだす人もいる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月9日