華中師範大學（湖北省武漢市）で17日、物流ロボット「小蠻驢」がキャンパス內(nèi)を行き來し、學生たちの宅配便運びに勤しんでいた。新學期が始まってから2週間にわたり、同大の宅配便取扱ステーションの菜鳥驛駅は配送の小規(guī)模なピークを迎えた。東區(qū)ステーションの1日當たり宅配受理數(shù)は1萬件を超え、通常の1.5倍となった。科技日報が伝えた。

アリババ達磨院が研究開発した「小蠻驢」は、達磨院の最先端の人工知能（AI）や自動運転技術(shù)を集積し、ヒトに類似した認知?知能を持ち、緊急事態(tài)発生時の「脳」は人間の7倍にのぼる。2020年9月に発表されてから、多くの大學、コミュニティ、パークに次々と進出している。武漢では華中師範大學、中國地質(zhì)大學、中南財経政法大學に進出。達磨院自動運転実験室の責任者である王剛氏によると、「小蠻驢」は3月に11都市の大學15校に進出し、30萬人以上の學生にサービスを提供する。キャンパス內(nèi)の菜鳥ステーションは今後、教員と學生がいる建物まで宅配便を?qū)盲堡毳旦`ビスを提供する。

「小蠻驢」は密集する人と車の中を行き來し、障害物を自ら回避する。曲がる前にはウインカーで知らせる。學生からちょっかいを出されると立ち止まり、「皆さん、仕事中です、道を譲ってください」と説得する。華中師範大學には多くの坂道があるが、「小蠻驢」は平坦な道を行くように、均等な速度で登り下りする。達磨院のエンジニアによると、「小蠻驢」がより多くの複雑な道路狀況に適応できるようにするため、研究開発チームはよりスマートなすれ違い判斷能力など、その感知や制御などの技能のアップグレードに取り組んでいる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月19日