今年の1-6月に、中國の中古品EC業(yè)界では9件の投資?融資が行われ、その背後には中古品経済に対する資本サイドの高い評価が垣間見られた。
北京市東城區(qū)のある古著店は最近、ネットユーザーに評判の必ず訪れたい人気スピットになった。店內(nèi)には1970年代、80年代、90年代の衣類、アクセサリー、靴類、カバン類などが並んでいる。店員の話によると、「お客様は主に『95後(1995年から1999年生まれ)』と『00後(2000年代生まれ)』。今はレトロブームで、昔の服にはその時(shí)代ならではのデザインや製法が採用され、1點(diǎn)ものもある。それでファッションを追求し、獨(dú)自路線を行く若者に人気だ」という。
中古品取り引きで扱われるものの中では、攜帯電話、コンピューター、テレビなどの3C製品(コンピューター、通信機(jī)器、家電)の占める割合も大きい。中古品取り引きECプラットフォーム「転転集団」が最近発表した中古品の「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」成果データによると、11月10日午後8時(shí)から12日午前0時(shí)までの28時(shí)間で、同集団のB2C業(yè)務(wù)での3C製品の1つ攜帯電話の決済取引量が17萬1千件に上り、C2B業(yè)務(wù)での攜帯電話回収業(yè)務(wù)の引渡注文量も5萬7千件を超えた。今年初めに萬物新生ビッグデータ研究院が発表した「中古3C消費(fèi)年度報(bào)告2020」によると、20年には中古3C製品の消費(fèi)層のうち、35歳以下の若い人の割合が70%、男性の割合が78%に達(dá)したという。
中古品取り引きが活発に行われる品目にはベビー?マタニティ用品もある。子どもの成長が速く、用品の入れ替わりサイクルが速いため、子育て中のママも中古品取り引きの重要な擔(dān)い手だ。
また漢服やロリータファッションなどは非常に高額で、日常的には著る機(jī)會が少ないことから、これらも中古品取り引きの主要品目だ。消費(fèi)者は「95後」が多い。
データ研究機(jī)関のQuestMobileが発表した報(bào)告は、「90後(1990年代生まれ)」は不要品取り引きの主要層で、特に北京や上海などの一線都市ではアクティブユーザーの割合がとりわけ突出している」と伝えた。リサーチ?xí)绀我子Q國際が発表した業(yè)界インサイト報(bào)告は、「ユーザーの年齢を見ると、35歳以下の層が中古品ECの中心ユーザーで、『80後(1980年代生まれ)』と『90後』の商品消費(fèi)に対する態(tài)度はコストパフォーマンスを重視するとともに、(自身の経済水準(zhǔn)を超えた)ハイレベルの消費(fèi)をしたいと考えるというもので、消費(fèi)高度化を引っ張る主要層になっている。また1995年から2009年までの間に生まれた若者も中古品ECの潛在的なユーザーだ」と指摘した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月8日