オンラインの中古品取引プラットフォームが実店舗を展開するようになった。阿里巴巴(アリババ)傘下のオンライン?中古品取引プラットフォーム?閑魚は、このほど浙江省杭州市に実店舗を開設(shè)した。分析によると、中古品ECビジネスには巨大な市場があることからEC大手が相次いで參入しており、展開される競爭は単なるオンライン上の競爭から今では全チャンネルを通じた競爭へと変化している。だがオフラインの事業(yè)展開を進(jìn)めるとともに、賃料や人件費(fèi)といった大きな課題に直面することになる。実際に商品を見ることのできる実店舗は、オンライン?中古品取引の最大の欠陥である実物を見られないという不足點(diǎn)を補(bǔ)い、消費(fèi)者に信頼感を與えてくれてはいるが、密度やブランドなどの面でさらなる強(qiáng)化が必要だ?!副本┥虉?bào)」が伝えた。
閑魚の実店舗は杭州のショッピングモール?湖浜銀泰にあり、正式名稱は「閑魚小站回収寶」という。面積はわずか5平方メートルで、店員1人が日常の業(yè)務(wù)を擔(dān)う。その店員によると、「杭州には今、『閑魚小站』はうちしかない」というが、閑魚小站は最近、他の都市でも次々店舗をオープンさせており、たとえば武漢市では、世貿(mào)広場が昨年12月26日に微信(WeChat)公式アカウントを通じ、「閑魚小站の武漢第1號店が世貿(mào)広場に出店します」と発信している。
同店員は、「閑魚小站のリサイクルシステムは中古品買い取りプラットフォームの回収寶でも利用されている。たとえば攜帯電話の場合、リサイクルにあたって回収寶のシステムがさまざまな角度からチェックを行い、機(jī)種、新舊レベル、狀態(tài)などを確認(rèn)して、買い取り価格を決める」と説明する。注目されるのは、回収寶が2018年9月にラウンドC1でアリババからの戦略的投資を獲得したことだ。
現(xiàn)在、中古品市場には大きな可能性がある。中古の攜帯電話を例にすると、工業(yè)?情報(bào)化部(?。─k表したデータに基づき、客単価を1千元(1元は約16.1円)として計(jì)算すると、市場規(guī)模は1千億元を超える。
回収寶と提攜して中古品市場に乗り出したアリババだけでなく、他のネット大手も中古品取引のパイ獲得を狙う。京東は18年7月に愛回収への投資を行い、また愛回収とともに攜帯修理プラットフォーム?極客修への投資を行った。狙いはアリババと同じで、中古品分野や攜帯電話のアフターマーケットにおいて自社の整ったクローズドループ(フィードバック)を構(gòu)築することにある。騰訊(テンセント)は早くも17年に58同城との間で合意に達(dá)し、58グループ傘下の中古品取引プラットフォームの転転に2億ドル(1ドルは約108.5円)を投資しており、その後、雙方の資源の連攜が徐々に進(jìn)んでいる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月15日
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