中國航天科技集団第六研究院によると、同研究院西安航天動力研究所が獨自に開発した液體酸素ケロシンエンジンがこのほど、再飛行の実証実験を行った。液體燃料ロケットエンジンの再利用は中國で初めてとなる。科技日報が伝えた。
同エンジンは2021年ある飛行體のメイン動力裝置として初飛行試験を行った。検査とメンテナンスを経てから、今回の再飛行試験任務(wù)に參加した。
宇宙への自由なアクセスは、宇宙輸送システムの今後の主な発展方向で、再利用可能な宇宙輸送機の開発は宇宙への自由なアクセスを?qū)g現(xiàn)するための鍵となる部分だ。液體燃料ロケットエンジンは宇宙輸送機のメイン動力裝置、宇宙輸送機の最も複雑な製品の一つだ。その再利用は宇宙輸送機の再利用を?qū)g現(xiàn)するにはブレイクスルーが必要なキーテクノロジーの一つになっている。
複數(shù)回の起動、低入口圧力起動、広範囲推力調(diào)節(jié)などの機能を持つ同液體酸素ケロシンエンジンは、今回の試験によりエンジンの複雑な熱力學(xué)的環(huán)境適応性、飛行後の回収?再利用の実現(xiàn)性がさらに検証された。
西安航天動力研究所の張暁軍所長は、「中國の液體酸素ケロシンエンジンの再飛行で初めて成功したことは、エンジン再利用技術(shù)が工學(xué)応用の段階に進んだことを示している。我々はエンジンの高信頼性、低コスト、高性能に引き続き注目し、再利用技術(shù)の模索を持続的に展開し、中國のスピーディかつ大規(guī)模な宇宙アクセスのために力強い動力のサポートを提供する」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月15日