集団移民現(xiàn)況一覧表。第一陣から第六陣の移民の分布狀況、數(shù)を記録している。

　今回、吉林省檔案（公文書）館が公開した関東憲兵隊(duì)に関する公文書は、戦時(shí)中、日本が中國(guó)東北地方へ、開拓移民を送り込む政策を?qū)g施したことを示している。同公文書は計(jì)10點(diǎn)で、うち、6點(diǎn)が、日本が同地方の農(nóng)民の土地を奪い、農(nóng)民を抑圧していたことを示している。また、2點(diǎn)は、関東憲兵隊(duì)の報(bào)告、調(diào)査で、別の2點(diǎn)は、移民の規(guī)模などを図表で表している。例えば、「満州國(guó)內(nèi)における民族紛爭(zhēng)などの民情調(diào)査」は、日本からの移民が現(xiàn)地住民を差別し、暴力をふるったり、殺人に至ったりするケースがあったことに言及している。そのため、現(xiàn)地住民は移民に対して悪感情を抱くようになり、反日感情が形成されていった。

　同館が公開した舊日本軍による強(qiáng)制労働に関する公文書は14點(diǎn)で、舊日本軍が、中國(guó)人捕虜を主とする「特殊労働者」を含む、中國(guó)人労働者に対して行った厳格な管理や殘酷な迫害、當(dāng)時(shí)の過(guò)酷で劣悪な生存環(huán)境などを記録している。
　
　また、舊日本軍の暴行を示す公文書計(jì)23點(diǎn)も公開された。うち22點(diǎn)は、「郵政検閲月報(bào)」から取られ、15點(diǎn)が日本人同士の通信だ。舊日本軍が自ら、殘虐な暴力行為を書き記している貴重な公文書だ。

　1905年から45年の40年間、日本は中國(guó)に対して軍事侵略を行ったと同時(shí)に、中國(guó)東北地方への移民政策を、計(jì)畫的、組織的に実施した。そして、移民を通して、同地方の人口構(gòu)成を変え、中國(guó)、しいてはアジアでの侵略をさらに進(jìn)めるための後方基地にしようとしていた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年4月28日