全國規(guī)模で情報(bào)がネットワーク化された2次元コードつき領(lǐng)収書（以下、ネット領(lǐng)収書）が16日、山東省の淄博宏展文化伝媒有限公司で発行された。中國全土の稅務(wù)機(jī)関を中心にコンピュータ端末をネットワーク化する「金稅プロジェクト」第3期のネット領(lǐng)収書発行管理?検査システムが淄博市で順調(diào)に起動(dòng)し、全國統(tǒng)一のネット領(lǐng)収書が今後、中國全土で普及するための、大きな一歩を踏み出した。人民日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

同社の財(cái)務(wù)スタッフ?毛春艷さんによると、事前に顧客情報(bào)を構(gòu)築していれば、領(lǐng)収書発行の際、商品コードや名前、単価などを入力する必要もなく、ワンクリックで自動(dòng)的に発行ができるという。

ネット領(lǐng)収書とは、納稅者がインターネットを通して、稅務(wù)機(jī)関が提供（もしくは認(rèn)可）する発行システムを使って発行する領(lǐng)収書。端的に言うと、電子化された機(jī)能を持つ紙の領(lǐng)収書で、オンラインで領(lǐng)収書の作成、返納、検閲などが行える。

ネット領(lǐng)収書発行システムは、強(qiáng)化された検査機(jī)能が特徴だ。同市の旭日広告有限公司の財(cái)務(wù)スタッフ?于擁衛(wèi)さんによると、現(xiàn)在の新しいシステムで発行されるネット領(lǐng)収書は、全國規(guī)模でネットワーク化され、2次元コードもついているため、攜帯でスキャンするだけで、領(lǐng)収書の明細(xì)のほか、本物かどうかも確認(rèn)できる。

同市國稅局の総會(huì)計(jì)士?婁建さんによると、同システムを使えば領(lǐng)収書管理の規(guī)範(fàn)化のほか、領(lǐng)収書の偽造や代理発行などの問題防止にもつながる。

同市で同プロジェクトの指導(dǎo)を行っている國家稅務(wù)総局の涂儉氏は、「同システムと金稅プロジェクトを通して、稅務(wù)部門は、中國全土で基準(zhǔn)が統(tǒng)一されたネット領(lǐng)収書のデータベースを立ち上げることができる。そして、中國全土の領(lǐng)収書データを集めたり、まとめたり、検査したりすることができる。各領(lǐng)収書に電子化された『身分証明書』が付隨されているようなもの」と説明している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月18日