外交部(外務(wù)省)の洪磊報道官は15日、南中國海をめぐる米側(cè)の発言について「域外の國が中立を厳守し、是非をはっきりさせるとともに、地域の平和?安定維持に向けた域內(nèi)諸國の共同努力をしっかりと尊重することを希望する」と表明した。
――米國務(wù)省のフックス副次官補が11日、南中國海の領(lǐng)有権主張國に対して、係爭のある島や礁での埋め立て、建設(shè)工事、拠點設(shè)立など現(xiàn)狀を変更する行為を凍結(jié)して、「南中國海における行動規(guī)範(fàn)(COC)」の協(xié)議に有利な環(huán)境を整えるよう呼びかけたことについて、コメントは。
中國は南沙(英語名スプラトリー)諸島及びその周辺海域に対して爭う余地のない主権を有する。1970年代以降、いくつかの國々が中國の南沙諸島の一部の島や礁を相次いで不法に侵奪?占拠した。中國側(cè)は関係國に対して、侵奪?占拠した中國の島や礁から全ての人員や施設(shè)を撤去するよう要求し続けてきた。遺憾なことに、一部の國は近年建設(shè)工事、軍備強化などによって不法なプレゼンスを強化し、中國の領(lǐng)土主権と海洋権益を侵害する行動をとり続けている。中國はこれに斷固として反対する。
中國とASEAN諸國は2002年に「南中國海における関係國の行動宣言(DOC)」に調(diào)印した。現(xiàn)在、中國とASEAN諸國はDOCの全面的で実効性ある実行を進めるとともに、DOCの枠組みで「南中國海における行動規(guī)範(fàn)」の協(xié)議プロセスを著実に推進している。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月16日
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