沈報道官は、「上半期の中國消費市場の運営は全體として安定していた。商務(wù)部が重點小売企業(yè)5千社に対して行ったモニタリングによると、1-6月の売上高は前年同期比6.3％増加し、増加率は1-5月を0.1ポイント上回った」と述べた。

　上半期の消費市場には主に4つの特徴がある。▽新たな業(yè)態(tài)が急速な伸びをみせた。▽グリーン環(huán)境保護(hù)消費が緩やかに増加した。▽文化?スポーツ消費と通信消費が増加した。▽家電と自動車の売上増加率が鈍化した。

　6月の輸出額?輸入額はともに増加し、増加率が上昇した。先進(jìn)國市場との貿(mào)易額が増加を維持し、香港との貿(mào)易額が増加に転じた。

　稅関の統(tǒng)計データによると、2014年1-6月の全國輸出入総額は、前年同期比0.9％減の12兆4000億元（1元は約16.4円）となった。

　ドル建てで計算すると、1-6月の全國輸出入総額は1.2％増の2兆208億6000萬ドルに達(dá)した。そのうち輸出額は0.9％増の1兆618億6000萬ドル、輸入額は1.5％増の9590億ドル、貿(mào)易黒字は5.1％減の1028億7000萬ドル。

　?対外貿(mào)易の発展には多くの有利な條件がある

　「中國は対外貿(mào)易の競爭でこれまでほど強みをもっておらず、特に価格やコストの面での強みはほぼなくなった?！工趣いτQ點に対して、沈報道官は「対外貿(mào)易の発展には引き続き有利な條件がたくさん備わっている」と述べ、主な強みとして、「▽引き続き総合的な競爭上の強みが備わっている。▽中國は一連の國際競爭力を持った産業(yè)?企業(yè)を生み出した。▽國は対外貿(mào)易の安定的増加と構(gòu)造調(diào)整を促す政策?措置を相次ぎうち出し、企業(yè)に向けて良好な政策的環(huán)境と発展條件を作り出した?！工趣い?點を挙げた。

　上半期の外資導(dǎo)入が安定的に増加している。1-6月の実行ベース外資導(dǎo)入額は633億3千萬ドル（約6兆4425億円）で、人民元に換算すると3899億5千萬元となり、前年同期比2.2％増加した。6月の実行ベース外資導(dǎo)入額は144億2千萬ドル（約1兆4669億円）で、人民元に換算すると888億6千萬元となり、前年同月比0.2％増加した。

　サービス業(yè)で実行ベース外資導(dǎo)入額が継続的に増加している。1-6月は352億ドル（約3兆5808億円）で同14.8％増加し、全國の実行ベース外資導(dǎo)入額全體に占める割合は56％だった。このうち流通サービスの導(dǎo)入規(guī)模が大きく、46億9千萬ドル（約4771億円）に達(dá)した。

　?中國には引き続き無限の商機(jī)

　沈報道官は、「外資系企業(yè)の中國での発展には引き続き商機(jī)が充ち満ちている。今年の全國の外資利用狀況は安定的な伸びを維持しており、今後は外資利用の水準(zhǔn)が一層向上し、外資構(gòu)造がさらに最適化に向かうことが予想される」と述べた。

　今年1-6月、中國の域內(nèi)投資家は世界の146の國と地區(qū)の域外企業(yè)3224社に直接投資を行い、投資総額が前年同期比5％減の433億4000萬ドルとなった。沈報道官は、中國の対外投資の増加率は今年に入ってから低下しているが、これには趨勢的および技術(shù)的な要因があると分析した。

　?趨勢的な要因

　中國の対外投資は世界経済の変動による影響を避けられず、國際資本の流動の急激な変化による影響、世界の投資保護(hù)主義の臺頭による影響を受ける。當(dāng)然ながら、中國の対外投資の構(gòu)造調(diào)整も、対外投資の増加率に一定の影響を及ぼした。ゆえに中國の今後の対外投資の増加率がやや低下したとしても、正常な調(diào)整である。

　?技術(shù)的、もしくはその他の短期的な要因

　技術(shù)的な要因には、主に▽前年の比較値の要因　▽マクロ経済の要因　▽為替変動の要因　▽國際市場価格の要因からなっている。

　今年上半期、中國のサービスアウトソーシングが高い増加率を示し、その雇用規(guī)模も安定的に拡大した。

　今年上半期、中國のサービスアウトソーシングが急成長を?qū)g現(xiàn)した。中國商務(wù)部サービス貿(mào)易司の統(tǒng)計データによると、中國が2014年上半期に調(diào)印したサービスアウトソーシング契約は8萬7507件、金額にして522億1000萬ドルに達(dá)し、前年同期比の増加率が35.3％に達(dá)した。そのうち契約履行金額は36.2％増の372億ドルになった。國際サービスアウトソーシング契約金額は28.0％増の349億6000萬ドル、履行金額は31.1％増の253億4000萬ドルになった。

　米國、EU、中國香港、日本は、國際サービス業(yè)務(wù)を購入する主要市場となった。モデル都市の産業(yè)集積の効果が発揮された。サービスアウトソーシングの雇用規(guī)模が安定的に拡大した。ITアウトソーシング（ITO）が中心的な地位を占めた。

　（編集JZ）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月21日