「こんにちは、ハグしてもいいですか?」。22日、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)?察布査爾錫伯(チャプチャル?シベ)自治県の人通りの多い道で、お揃いのTシャツを著た50人の「ぬくもり大使」たちが、道行く見知らぬ人々とハグ (抱擁) をした。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
同自治県の設(shè)立60周年および、シベ族の西遷250周年を記念して、7月21日と22日、同県の共産主義青年団委員會、民族宗教事務(wù)委員會、青年ボランティアが「民族大団結(jié)、ぬくもりを?qū)盲堡瑜Α工阮}するフリーハグイベントを?qū)g施した。
漢民族、ウイグル族、シベ族、オロス族など各民族の人々からなる50人の「ぬくもり大使」は21日と22日の両日、お揃いのTシャツを著て同県の白石峰前に立ち、民族、性別、地域の區(qū)別無く道行く人と握手?ハグをし、プラスのエネルギーを伝えた。
このイベントに參加したカザフ族の女性?阿依波塔さんは、大學2年になろうとしている西南大學の學生だ。このイベントを知り、自主的に「ぬくもり大使」に応募したという。阿依波塔さんは「このようなイベントを通じて、他の民族の友達と知り合いたい」としたほか、「ぬくもり、プラスのエネルギーを伝えることは、少數(shù)民族の若者である私達の責任だと思う。愛やぬくもりは國境、民族、男女の垣根を越える。このイベントを通じて、新疆の各民族が一層団結(jié)し、全國の人々と共にテロリストを撲滅できることを願っている」と語った。
學生の努爾菲亜さんは、「私のクラスには、ウイグル族、カザフ族、漢民族、回族、シベ族の學生がいる。漢族のクラスメートはラテンダンスを教えてくれ、私はウイグル族のダンスを教えた。シベ族のクラスメートは彼らの風習やダンスを教えてくれた。様々な民族の人々が互いに助け合い、関心を寄せ合っている。同イベントに參加して、民族大家族のぬくもりを感じることができた。ボランティアとしてこのぬくもりを周りの人々に伝えていきたい」と語る。
同イベントは今後も県庁所在都市および県內(nèi)の郷鎮(zhèn)などで実施されるという。
チャプチャル?シベ自治県は新疆天山山脈?烏孫山の北麓、伊犁河の南側(cè)に位置し、西はカザフスタン國境と接している。同自治県は1954年に設(shè)立された、全國で唯一のシベ族を中心とし、多民族が暮らす自治県だ。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月23日
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