「90後」が「自己中心的」のレッテルをはがす
「多くの中國人が、『90後』は溫室育ちで自己中心的と考えているが、オーディションの過程で、出場者は団結(jié)し、誰かを裏切るようなことはしなかった。彼らはオーディションを通じて自分をはっきり知っただけでなく、他の人に関心を示すことも學(xué)んだ」と同紙は報道している。
ある人は、「オーディションの最後まで殘る人は、強いハートの持ち主。挑戦し傷つく過程で、出場した少年は、本當(dāng)の『男』に成長した」とコメントする。13年「超級女聲」から派生した「快楽男聲」に出場し、現(xiàn)在は歌手として活躍する于朦朧は、10人から9人を選ぶ対決で、対決相手として體調(diào)を崩していた于湉ではなく、饒威を選んだ。この決定により、于朦朧はステージを去る結(jié)果になってしまったが、于湉ら全ての仲間の信頼を勝ち取った。饒威や張陽陽、歐豪達(dá)も、オーディションの中でそれぞれ感動のエピソードを殘している。饒威は、VCRを撮影する際、やけどを負(fù)い、失明の危機に立たされてしまったが、それでもポジティブな姿勢を崩さなかった。張陽陽はトランポリンをしていて負(fù)傷してしまうが、家族が心配しないようにと、けがを隠した。歐豪も撮影中に指に大けがを負(fù)ったものの、何もなかったかのように乗り越えた。「90後」達(dá)がポジティブなイメージで世界に向け、自分の行動で「自己中心的で打たれ弱い」というレッテルに「NO!」と言っているのだ。
同作品を見たというある人は、「オーディション番組のファンに対してはいいイメージがなかったが、同作品を見て、『あなたは90後を理解していない』という數(shù)年前の広告のフレーズを思い出した。範(fàn)監(jiān)督は、オーディション出場者やその他の人みんなに関心を示し、尊重している。容姿のいい人、意見をしっかり持った人、純粋な人、現(xiàn)実的な人などいろいろいてもみんな普通の人。みんな成長したいと思って努力している。オーディションも生活も同じ」と感想を語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月31日
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