中國語の作品を手掛ける日本人作家?新井一二三さんは、2011年以降、上海訳文出版社からエッセイ集9作を出版している。人民日?qǐng)?bào)海外版が報(bào)じた。
新井さんが中國語を?qū)Wび始めたきっかけはその美しさに惹かれたためという。作品「私の世代の東京人」の中で、新井さんは、中國語との出會(huì)いについて、「初めての授業(yè)の時(shí)、先生が機(jī)の上に置いたソニーのレコーダーから、異國情緒にあふれた中國の音楽が流れ、その後で、生徒が先生の後に続いて、中國語の四聲の練習(xí)を始めた。あの瞬間、體中に電気が流れるような感覚を覚え、中國語はなんて美しいのだろうと感じた。中國語に『一目ぼれ』したといっても、大げさではない」と書いている。
中國語に完全に魅了された新井さんは1982年、初めて中國を訪問し、路線バスの乗務(wù)員の會(huì)話を聞いて「美しい」と感動(dòng)。魯迅(ろじん)や老舍(ろうしゃ)、巴金(ぱきん)など中國の作家の世界へと引き込まれるきっかけとなった。
その後1984年、早稻田大學(xué)の政治學(xué)科で學(xué)んでいた新井さんは、中國教育部(省)からの奨學(xué)金を得て中國に留學(xué)した。そして、「(奨學(xué)金で)中國の南北各地を自由に旅行できたことで、中國に対する理解を深めることができた。旅の途中で現(xiàn)地の人々と交流することで、中國語も習(xí)得できた」と語っている。また、「一人立ちは、一人旅から」という本で、中國旅行で見聞きしたことを紹介している?!嘎眯肖伪举|(zhì)は、恐怖心を克服すること。安全で慣れた日常生活を離れ、知らない世界へと一歩足を進(jìn)める。一人旅ができるということは、獨(dú)立したことの印」と新井さん。
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386