天津市の不動(dòng)産仲介業(yè)者の多くが、8月になって一斉に仲介サービス料金を値上げし、各方面の注目を集めている。この事態(tài)に対し、市の価格管理部門(mén)は、仲介業(yè)者の「価格獨(dú)占」について市民から通報(bào)を受けており、すでに介入し調(diào)査を進(jìn)めていることを明らかにした。新華社が伝えた。

國(guó)家発展改革委員會(huì)と住房?城郷建設(shè)部（住宅?都市農(nóng)村建設(shè)省）が6月に「不動(dòng)産コンサルティング料金の開(kāi)放と不動(dòng)産マネジメント料金の管理の権限委譲に関する通知」を共同で通達(dá)すると、天津市は「不動(dòng)産仲介サービス料金の一層の規(guī)範(fàn)化についての通知」を通達(dá)し、不動(dòng)産コンサルティングサービス料金と不動(dòng)産マネジメントサービス料金を開(kāi)放し、市場(chǎng)の価格調(diào)整に委ねるようにし、今後は具體的な指導(dǎo)価格を示さないという方針を明確にうち出した。

同市の通知が通達(dá)されてから1カ月後、我愛(ài)我家、中原地産、鏈家地産を含む不動(dòng)産仲介サービス大手が、中古物件の取引サービス料金を価格の2％から3％に引き上げ、引き上げ幅は50％に達(dá)した。取扱業(yè)者を1社にしぼり、期限付きで売り出す一部の中古物件の場(chǎng)合は、さらに3.5％に引き上げられた。また3％の仲介サービス料金の操作における売買(mǎi)雙方の負(fù)擔(dān)の割合が明確にされ、このことが売買(mǎi)雙方にとっては圧力になった。

不動(dòng)産仲介サービスチェーン企業(yè)が一斉に仲介サービス料金の基準(zhǔn)を引き上げたことが、各界の注目を集めている。中古物件の売買(mǎi)を検討している多くの市民は、「計(jì)畫(huà)は延長(zhǎng)し、しばらく様子をみるつもり」だと話す。

こうした動(dòng)きについて、同市発展改革委員會(huì)の関係者は、「不動(dòng)産仲介サービス料金の開(kāi)放は、この分野で十分な競(jìng)爭(zhēng)が行われるようになり、価格がよりよく市場(chǎng)に回帰することを目指してのことだ。一部の不動(dòng)産仲介業(yè)者が集団で仲介サービス料金の基準(zhǔn)を引き上げたことに、市民から価格獨(dú)占ではないかとの通報(bào)が寄せられた。天津市の関連部門(mén)はただちに獨(dú)占調(diào)査のプロセスを発動(dòng)し、現(xiàn)在、関連機(jī)関の『反獨(dú)占法』違反の疑いがある価格関連行為に対し調(diào)査を行っている。今後、天津市の価格主管部門(mén)は市內(nèi)の不動(dòng)産仲介市場(chǎng)における価格関連行為に対する日常的な監(jiān)督管理をさらに強(qiáng)化し、市場(chǎng)価格の正常な秩序を著実に守っていく」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年8月11日