日本社會(huì)では、2014年を「日中関係の焦りの年」する見方がある。2014年を振り返ると、冷え込み続けていた両國(guó)関係に、年末が近づいてやっと変化が生じてきた。日本の政界やビジネス界の有識(shí)者の中には、中日両國(guó)関係における「政冷経冷（政治分野も経済分野も冷え込んでいる）」の局面が再び現(xiàn)れることを極力回避し、2015年の両國(guó)関係が良い方向に進(jìn)むよう切に期待している人が少なくない。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

〇日中交流推進(jìn)の最前線を進(jìn)み続ける公明黨

12月になると、日本の各企業(yè)は「忘年會(huì)」シーズンを迎える。12月5日、日本経済団體連合會(huì)（経団連）の広報(bào)活動(dòng)部門である「経済広報(bào)センター」も、昨年と同様、経済連會(huì)館2階の大ホールにおいて、日本企業(yè)と駐日中國(guó)メディア各社の主催による忘年會(huì)を開いた。

寂しい雰囲気だった昨年の忘年會(huì)とはうって変わり、今年は熱気あふれる盛會(huì)となった。この変化は、日本の経済界だけではなく、多くの日本の政界人が期待していたことでもあった。思えば今から約2カ月前の11月10日、中國(guó)の習(xí)近平國(guó)家主席は、要請(qǐng)に応じてAPEC會(huì)議出席のために中國(guó)を訪れていた日本の安倍晉三首相と首脳會(huì)談を行った。會(huì)談前の數(shù)日前、常に日中関係の改善のために奔走していた公明黨の山口那津男代表が、「安倍首相は、習(xí)主席との首脳會(huì)談のために準(zhǔn)備を進(jìn)めている」と明かした。また、會(huì)談の2日後、山口代表は、公演のために日本を訪れていた北京寶塔山合唱団と懇談した際、「公明黨が結(jié)黨50周年という節(jié)目を迎えた時(shí)に、中國(guó)からのお客様を迎えた歴史的意義は大変大きい。また、一昨日には日中首脳會(huì)談も行われた。日本を訪れた合唱団の皆さんは、両國(guó)関係改善の先頭に立っている」と挨拶した。

11月19日、安倍首相のいる自民黨本部において、自民黨の最高幹部「黨三役」の1人である二階俊博?総務(wù)會(huì)長(zhǎng)は、「日中首脳會(huì)談が成功し、本當(dāng)に良かった！」と満面の笑顔で話し、この日本の大物政治家が日中友好の推進(jìn)に大きな関心と熱意を傾けていることを人々に印象づけた。二階総務(wù)會(huì)長(zhǎng)によると、日中関係を一日も早く改善するために、中國(guó)の王毅外相とこれまでに2度面談し、両國(guó)関係の「氷を溶かす」ことに盡力してきたという。