▽今號(hào)の人物
潘慶林さん。1953年、天津生まれ。1969年、中國(guó)海軍入隊(duì)。1985年、日本留學(xué)。1993年、「世界華商大會(huì)」で「海外の優(yōu)れた華人ビジネスマン」として、香港の実業(yè)家?政治家である霍英東氏と並んで表彰される。帰國(guó)後、祖國(guó)の建設(shè)に身を投じ、改革開(kāi)放の原動(dòng)力となる海外からの投資を數(shù)百億元引き込むなど大きく貢獻(xiàn)。2009年、國(guó)家より「中國(guó)人民友誼貢獻(xiàn)賞」を受ける。2012年には、中國(guó)と日本の政治?文化の交流への貢獻(xiàn)が評(píng)価され、日本の「東久邇宮文化褒賞」を受ける。世界的な人脈を持ち、國(guó)家元首や政界要人との交流を通じ、中國(guó)の特色を持った社會(huì)主義の理論と中華民族の偉大な復(fù)興実現(xiàn)の理想や信念を伝え、外交の手腕を発揮。海外の華人からは「民間友好大使」と呼ばれる。政治協(xié)商會(huì)議第10期?第11期?第12期全國(guó)委員會(huì)委員。
▽取材者の一言
全國(guó)政治協(xié)商委員で日本に留學(xué)したことがあるという潘慶林さんの名は何年も前からうかがっていた。潘慶林さんは積極的に政治に參加し、政治を論じる。政治理論の問(wèn)題には特に関心が高く、國(guó)內(nèi)外の雑誌にも理論研究の成果を発表している。著書(shū)には「私の知る中國(guó)新指導(dǎo)部」「『求真務(wù)実』から考える中國(guó)新指導(dǎo)部の執(zhí)政理念」「中國(guó)改革開(kāi)放以來(lái)の『得』と『失』――科學(xué)的発展観を用いた総括」などがある。潘さんは政治家であると同時(shí)に、中日両國(guó)の間で活躍する「民間友好大使」でもある。日本留學(xué)時(shí)代のことから話を始めた。
■留學(xué)生から「民間友好大使」になるまで
――日本にはいつ留學(xué)されましたか。第一印象はいかがでしたか。
留學(xué)したのは1985年、中日両國(guó)の友好がピークに達(dá)していた時(shí)でした。両國(guó)の指導(dǎo)者たちは、我々は子々孫々にわたって友好を築いていく、二度と戦爭(zhēng)があってはならない、と訴えていました。
日本に著いたばかりの時(shí)は、ちょっと特殊な感想を持ちました。まず、日本はなんと美しい國(guó)なのかと思いました。私が30歳の頃まで、中國(guó)では社會(huì)主義教育が行われていました。公平無(wú)私を理想とし、國(guó)家のためにすべてを捧げることを教える教育です。他人を助けることに喜びを見(jiàn)出し、老人を敬い、幼い者らを助ける。數(shù)千年の歴史を持つ中華文明の教える、仁?義?禮?智?信という栄光の伝統(tǒng)を継承せよという教育です。社會(huì)主義的な憧れを抱いたまま日本に著いた私は、稅関に入るやいなや、美しく整えられた環(huán)境に感動(dòng)し、早足で忙しそうでありながら他人に禮儀正しい人々に感動(dòng)しました。
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