4日間の航行を経て、遠(yuǎn)洋科學(xué)観測(cè)船「大洋1號(hào)」がグリニッジ標(biāo)準(zhǔn)＋4時(shí)間のタイムゾーンの8日夜9時(shí)（北京時(shí)間9日の午前1時(shí)）に、中國大洋科學(xué)調(diào)査第34回調(diào)査第2航行段階の作業(yè)海域に到著した。26日に渡る海上科學(xué)調(diào)査が幕を開けた。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

8日夜10時(shí)、カメラ、ビデオカメラ、濁度、溫度、塩分などの観測(cè)機(jī)器を搭載した、熱水異常地域の探査のための曳航體が海中に投じられた。第2航行段階首席科學(xué)者、國家海洋局第二海洋研究所副研究員の李懐明氏は記者に対して、「この航行段階において、熱水異常地域の探査は9つの海域?計(jì)900平方メートルで展開される。曳航體は海底から3?5メートルの高度で、船に牽引されながら緩やかに前進(jìn)する。中央海嶺（海底山脈）周辺は地形が複雑で、水深も1600?4000メートルと大きな開きがあるため、全範(fàn)囲を網(wǎng)羅する調(diào)査は難度が高い。この作業(yè)は、7?10日の時(shí)間を要する」と説明した。

この曳航體を使った作業(yè)は臺(tái)布巾でテーブルを拭くようなもので、左から右に真っ直ぐ進(jìn)んだ後、上にやや移動(dòng)して右から左に真っ直ぐ進(jìn)み、テーブルを拭き終えるまでこれを繰り返す。熱水異常調(diào)査は、深海曳航體という精密機(jī)器により海底の異常を探す。海底の熱水噴出孔は「黒い煙突」と呼ばれる。熱水はこの「黒い煙突」から噴出し周辺に蓄積し、鉱産物を豊富に含む硫化物を形成する。これは科學(xué)者たちが探そうとする「寶庫」だ。

第2航行段階の任務(wù)には、3日間のソナー曳航體作業(yè)、3?5日間のグラブを使った作業(yè)、4?5日間の電気?磁気を利用した作業(yè)が含まれる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月13日