中國のスーパーなどでよく売られているドジョウやノリ、上海ガニなどは、海外でも人気。例えば、日本のお壽司には、江蘇省産のノリが使われ、韓國でも同省産のドジョウが人気だ。江蘇省産の食品のうち、海外に輸出されている代表例を以下に紹介する。 現(xiàn)代快報が報じた。

江蘇省産ノリが日本で人気

江蘇省産のノリは、輸出を念頭に置いた典型的な商品で、同省産の乾燥ノリの7割が海外に輸出されている。その輸出量は、ノリ貿(mào)易のシェアの6割を占めている。

江蘇省産のスサビノリの主な生産地である連雲(yún)港や塩城は、気候がノリの成長に適しているほか、土砂が蓄積した砂浜があり、ノリ生産に絶好の條件が整っている。江蘇省ノリ協(xié)會の董暁平?副秘書長は、「気候と地理的條件が重なり、同省産のスサビノリは、中國一の質(zhì)を誇る」としている。統(tǒng)計によると、同省のスサビノリ養(yǎng)殖の面積は中國全體の98％を占めており、2013-14年度の生産量は中國全土の97％を占めた。

同省産のノリは、日本や韓國、歐州各國、タイ、米國、ロシアなど、70の國や地域に輸出されている。うち、最大のノリ消費國日本には毎年、5億枚が輸出されている。

日本や韓國で人気のドジョウ、上海ガニ

日本や韓國の食習(xí)慣は、中國と似ているものの、自國の生産量が少ない食品もある。そのため、中國産のドジョウや上海ガニなどが、日本や韓國でも人気となっている。

江蘇出入境検験検疫局の統(tǒng)計によると、2014年、江蘇省から輸出されたドジョウは、前年比6％増の6800トン(4220萬ドル=約49億7960萬円相當(dāng))となり、うち韓國が80％を占めた。

一方、江蘇省産の上海ガニの同年の輸出量も前年比9.2％増の717トン(2439萬ドル=約28億7800萬円相當(dāng))に達(dá)した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月2日