中國の人々の間では観光?レジャー消費(fèi)が徐々に日常生活の選択肢になりつつある。2015年の旅行回?cái)?shù)は一人あたり平均3回を超え、出境観光（アウトバウンド國際観光）はのべ1億人超を土臺(tái)として急成長(zhǎng)し、中國人観光客のグローバル化から観光産業(yè)のグローバル化へと急速な進(jìn)展を遂げる見込みだ?！感氯A網(wǎng)」が伝えた。

中國観光研究院の戴斌院長(zhǎng)は11日に行われた2014年中國観光発展フォーラムの席で、「中國の観光産業(yè)は、特に観光産業(yè)グループは、グローバル化した観光消費(fèi)という『新常態(tài)』に入りつつある。中國観光産業(yè)は相対的に閉鎖されたシステムを抜け出し、観光活動(dòng)や観光ビジネスサービスは今や少數(shù)の消費(fèi)主體のためのものではなくなり、観光?レジャー消費(fèi)は一般市民の日常生活の中の選択肢になりつつある」と述べた。

大まかな予測(cè)によると、15年の中國國民の旅行回?cái)?shù)は3回を超える見込みだ。14年に出境観光がのべ1億人を突破し、これを土臺(tái)として、15年も出境観光は急成長(zhǎng)を続ける見込みだ。観光は人々の日常生活に急速にとけ込んでおり、中國の観光企業(yè)の持続的で大規(guī)模な発展を後押しし始めている。

大衆(zhòng)的観光と國民的レジャーの発展という新たな時(shí)期にあって、中國観光産業(yè)は市場(chǎng)が主導(dǎo)する新たな段階に突入している。産業(yè)の発展を支える基礎(chǔ)的パワーとして、観光グループの影響力が日増しに増大している。13年の全國観光産業(yè)の直接投資額は5144億元（1元は約19.2元）に達(dá)した。

「中國観光グループ発展報(bào)告2014」によると、現(xiàn)在、観光関連の中國の上場(chǎng)企業(yè)は111社あり、大陸部の上海証券取引所と深セン証券取引所、香港証券取引所、米國のナスダックにそれぞれ上場(chǎng)している。錦江國際集団、攜程グループ、貴州旅遊集団、萬達(dá)集団、華僑城、海航集団、廈門建発集団といった中國の観光企業(yè)は消費(fèi)市場(chǎng)から生産要素市場(chǎng)へと転換を遂げ、國境を越えた発展スタイルをますます多様化させ、グローバル観光市場(chǎng)で競(jìng)爭(zhēng)を展開し始めている。

國家観光局の杜江副局長(zhǎng)は、「中國観光経済は大衆(zhòng)的観光の初歩的段階から、中期的?後期的段階へと進(jìn)化?モデル転換を遂げており、観光は人々にとってごく普通の選択肢になり、このことが観光産業(yè)のイノベーションや起業(yè)を有力に後押ししている。一連の観光グループ、たとえば錦江、海航、開元酒店集団などは海外進(jìn)出に著手し、國際的な合併買収（M&A）を大量に進(jìn)めている。攜程や去哪児、衆(zhòng)信國際旅行社などの企業(yè)は國內(nèi)外の証券取引市場(chǎng)に上場(chǎng)を果たした。中國観光産業(yè)の海外進(jìn)出はすでに始まっている」と説明する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月15日