このほど中古のスマートフォン「iPhone」(アイフォーン)を購(gòu)入した中國(guó)出身の「オレンジボーイ」(橘子哥)と、もともとの持ち主でこの端末を紛失した米國(guó)の青年マットとの間に友情が生まれ、2人はついにやりとりを交わした。今月22日午前、マットがブログに近いうちにオレンジボーイを訪ねたいと書(shū)き込むと、オレンジボーイはすぐに快諾の返事をし、遠(yuǎn)く米國(guó)に暮らすマットが中國(guó)を訪れることを歓迎する、本場(chǎng)の梅州客家料理を味わってもらいたいなどと記し、友情溢れるやりとりが展開(kāi)された。「北京青年報(bào)」が伝えた。
この友情物語(yǔ)は米國(guó)の青年マットがソーシャルネットワーキングにスレッドを立てたことに始まる。マットは「このたびiPhoneを紛失したところ、いつ頃からかはっきりしないが、新しい攜帯のアルバムに中國(guó)人男性がしょっちゅう登場(chǎng)するようになり、毎日何を食べたとか、どんな壁紙をダウンロードしたかとか、どの美人をこっそり撮影したかとかいった情報(bào)が、目に飛び込んでくるようになった。こうした魅力的な寫真を見(jiàn)て笑ったり、泣いたりしている」と書(shū)き込み、オレンジボーイも瞬く間に話題の人になった。もともとマットのものだったiPhoneは盜難に遭って中國(guó)に転売され、オレンジボーイの情報(bào)はiCloud(アイクラウド)を通じて同期されていたのだ。
マットが立てたスレッドが中國(guó)の「微博」(ウェイボー)に転送されると、多くのネットユーザーの目に觸れ、オレンジボーイ探しに加わる人も出てきた。そしてついにオレンジボーイが見(jiàn)つかり、広東省梅州市の男性であることがわかった。iCloudで萬(wàn)里を超えて縁を結(jié)んだ2人の青年はこのほどお互いを認(rèn)識(shí)し、微博を通じてやりとりした。今月22日、マットが微博で「オレンジボーイさんへ 近い將來(lái)中國(guó)に行ってオレンジボーイさんにお會(huì)いしたいです」とメッセージを送ると、オレンジボーイも微博でメッセージを返し、「中國(guó)訪問(wèn)を心より歓迎します。本場(chǎng)の梅州客家料理を食べてみてください」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年2月23日
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