日本を訪れた中國人観光客が日本製の炊飯器をこぞって買っていく現(xiàn)象が、中日両國で話題になっている。では、日本料理店は日本製の炊飯器を使っているのだろうか?揚子晩報の記者が南京の複數(shù)の日本料理店を取材した。
國家主席の宴席などで料理をしたことがある花(ホア)さんは、日本の炊飯器で炊いたご飯がおいしいと言われる理由について、日本の炊飯器に付いている説明書や製品に記されている表示がポイントだと指摘する。「コメの種類や水に浸す時間などが記されているため、これらの手順に沿って炊けば失敗することはないのでおいしく感じる」という。また、ご飯のおいしさはほとんどがコメの質(zhì)によって決まるとしている。
日本料理店「菊次郎」の料理人?長(ジャン)さんは、「高級日本料理店では炊飯器ではなく鍋でご飯を炊いている。その方がよりおいしい」と話す。中國國內(nèi)の高級日本料理店ではほとんどが東北地方のコメを使い、鍋でご飯を炊いている。東北地方は日照時間が長いため、歯ごたえと粘りのあるコメができるという。
長さんは「私たちの店では以前、日本製の炊飯器を使っていた。ほかの炊飯器に比べて使いやすかったが、もう使わなくなった。鍋で蒸したほうが簡単だし、香りが良くなる」と話している。以前、5つ星ホテルで料理人をしていた韓(ハン)さんも、「日本製の炊飯器は中國製と大きな違いはない。鍋で炊いた方が時間も短く、食感もいい」と話している。
レコードチャイナ 2015年3月2日
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