2月18日から24日までが春節(jié)（舊正月、今年は2月19日）に合わせた大型連休となった中國(guó)。春節(jié)當(dāng)日となった19日、7作品が封切られ、1日當(dāng)たりの興行収入としては過(guò)去最高を記録し、1カ月間の興行収入が初めて40億元（約760億円）の大臺(tái)を突破するのに大きく貢獻(xiàn)した。京華時(shí)報(bào)が報(bào)じた。

中國(guó)國(guó)家新聞出版広播電影電視（ラジオ?映畫(huà)?テレビ）総局電影資金弁公室が提供したデータによると、人気俳優(yōu)?周潤(rùn)発（チョウ?ユンフ?。─餮荬工搿赴拈T(mén)風(fēng)雲(yún)2（The Man From Macau2 ）」の興行収入が7億元（約133億円）を超え、成龍（ジャッキー?チェン）主演の「天將雄獅（Dragon Blade）」を抜きトップとなった。米ディズニーが制作?配給するアニメ映畫(huà)「ベイマックス」も、2月28日に封切られ、オープニング記録が3000萬(wàn)元（5億7千萬(wàn)円）に到達(dá)。主役のケア?ロボット?ベイマックスが大人気となっている。

中國(guó)にとって2月は、映畫(huà)関係のさまざまな記録が塗り替えられる月となった。まず、春節(jié)當(dāng)日となった19日、7作品が封切られ、興行収入が3億5千萬(wàn)元（約66億5千萬(wàn)円）と、1日當(dāng)たりの興行収入としては過(guò)去最高を記録した。また、19日から24日までの6日間の興行収入が過(guò)去最高の17億元（約323億円）を記録した。第三者の統(tǒng)計(jì)データによると、2月、中國(guó)大陸部の興行収入は40億5千萬(wàn)元（約769億5千萬(wàn)円）と、初めて40億元の大臺(tái)を突破。同月の総興行収入が米國(guó)を超えて世界一となった。

今年の中國(guó)のお正月映畫(huà)について、映畫(huà)評(píng)論家の周黎明氏は、「一昨年と昨年のほとんどのお正月映畫(huà)が商業(yè)映畫(huà)で、興行収入は良かったものの、評(píng)判は悪かった。しかし、今年のお正月映畫(huà)は多元化されており、うち、中仏合作映畫(huà)の『狼図騰（Wolf Totem）』は興行収入も評(píng)判も良い。これは大きな進(jìn)歩」としながらも、「中國(guó)のお正月映畫(huà)は、米國(guó)の夏休み映畫(huà)に相當(dāng)し、にぎやかな大作がほとんど。一方、米國(guó)は冬の間、コストの安い文蕓映畫(huà)が集中的に公開(kāi)されるため、このような興行収入の差になっても不思議ではない」と冷靜に分析している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月4日