米國の自動車メーカーは2008年に起きた金融危機の影から脫出し、軌道に乗り始めている。だが今の米國自動車市場では、アジアメーカーの車、特に日系車が大きなシェアを占めている。日本のメーカーはつまるところどのように危機に対処し、ブランドイメージを樹立したのだろうか。米國紙「デトロイトニュース」はこのほどマツダとトヨタを取り上げて分析を行った。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。
マツダとトヨタは顧客の乗り心地を重視し、運転する人のドライブ熱をかき立てるような車種に力を入れている。
マツダは獨特のデザインと快適な乗り心地で、自動車市場で無視できない一定の地位を築いている。マツダ北米法人のチーフデザイナーのデレク?ジェンキンスさんは、「3年前に出したCX-5も最近のCX-3も最新のスポーツカーMX-5も、すべてマツダ獨自の魂動(KODO)デザインの魅力に満ちている」と話す。
ジェンキンスさんは、「私たちの自動車にはいつでもドライブの楽しさと情熱が満ちあふれている。外観デザインにはこうした理念がしっかりと貫かれている。このためマツダの車のフロントグリルは直立した複雑な形狀をしており、ヘッドライトシャープな輝きを放つ。こうした美観とフィット感が結(jié)びついたデザインの理念は次世代のマツダ6(アテンザ)やMX-5に余すところなく體現(xiàn)されている」と述べた。また「マツダの黃金時代がまもなくやって來る」と自信満々に付け加えた。
トヨタは自動車市場のエリートであり、この頃は企業(yè)の発展で消費者が果たす役割を徐々に重視するようにもなってきた。米國トヨタ自動車販売のビル?フェイ副社長は、「トヨタはこれまでたどってきた歴史の中で多くの経験を積み上げており、このことが現(xiàn)在のトヨタに顧客の車に対する考え方をより重視させるようになっている。顧客が本當(dāng)にほしい車はどのようなものか。業(yè)務(wù)の重點をどこに置くべきか。これからうち出す車種にはどのような新しい要素を加えたらよいか、などだ」と話す。
トヨタの目標(biāo)はファッショナブルさとスポーツ性能を兼ね備え、ドライブの楽しみを與えてくれる自動車を設(shè)計することだ。この理念に基づいて、最近行われたシカゴモーターショーでは、次世代カムリ、カローラ、アバロンを公開した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月17日
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