商務部(?。─?7日、定例記者會見を開催し、今年2月の商務の運営狀況を紹介した。商務部の沈丹陽報道官は、ユーロの対人民元レートの大幅安によって、中國の輸出成長に圧力を高めていると同時に、中國企業(yè)のユーロ圏での投資や買収合併にチャンスをもたしているとの見方を示した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
沈報道官は、ユーロの対ドルレートには大幅な下落を示す多くのデータがあり、これについては商務部も注意?分析していると語った。ユーロの対ドルレートは13日までに累計13.2%の下落となり、対人民元レートも10.8%下がった。ユーロ対人民元レートの大幅な下落は、中國の輸出成長に圧力を高めている。
沈報道官は、ユーロの対人民元レート下落の影響について、貿(mào)易の角度から、「ユーロ圏市場では、中國の輸出製品の価格優(yōu)位は弱まっている。ユーロ圏と中國以外の市場では、ユーロ下落はユーロ圏の輸出成長を刺激し、中國の一部の高付加価値輸出製品を激しい競爭に直面させている。中國がユーロ圏から輸入する商品は主に、車両や航空機などの電子機器製品や化學製品に集中しており、これらの製品が受ける価格変動の影響は大きくない」と分析している。
沈報道官は、投資の角度からの分析として、「ユーロの対ドルレートの下落は、ユーロ圏の資産価格の下落につながっており、中國企業(yè)のユーロ圏での投資と買収合併にチャンスをもたらしている。今年1月と2月、歐州に対する金融業(yè)以外の直接対外投資が前年同期比10.5倍となったのはその結(jié)果の一つと考えられる。対外投資に影響を與える要素は多いが、資産価格はその一つにすぎない。ユーロ安を背景として、中國の対歐投資の傾向と動向は今後も見守っていく必要がある」と指摘した。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月18日
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