「SANYO」ブランドの廃止は必然的
パナソニックに買収されることを決めて以來、三洋電機の家電製品を以前のように世界規(guī)模で販売することは難しくなった。なぜなら、「ブランドの統(tǒng)一」がパナソニックの世界における戦略の1つだからで、11年末、パナソニックは「SANYO」ブランドを原則廃止し「Panasonic」へ一本化する事を決めた。
家電製品の専門家?梁振鵬氏は、「家電業(yè)務(wù)において、重複する部分が大きかったことが、パナソニックが『SANYO』ブランドを廃止した一番大きな原因。パナソニックが家電市場において、『SANYO』ブランドを留めておく必要性がなかったということ」と分析している。
中國家電商業(yè)協(xié)會マーケティング委員會の洪仕斌?執(zhí)行會長は、「パナソニックが三洋電機を買収した際、目を付けたのは、家電業(yè)務(wù)ではなく、リチウム電池や、ニッケル?水素充電池、カーナビなどの、三洋電機が世界で競爭力を持つ業(yè)務(wù)。この買収により、三洋の発展は難しくなった。昨年4月、三洋電機社長にパナソニックの中川能亨常務(wù)が就任したのも、三洋の電池業(yè)務(wù)とカーナビシステムの業(yè)務(wù)を完全に『パナソニック化』するためだった。業(yè)界內(nèi)では、『SANYO』ブランドに対する死刑判決のようなものと言われていた」と指摘する。
家電の海外業(yè)務(wù)が段階的に売卻
実際には、買収を?qū)g施してから、パナソニックは三洋の中心的家電業(yè)務(wù)を段階的に手放している。例えば、パナソニックは昨年10月、子會社である三洋電機の北米テレビ事業(yè)を、15年3月末までに船井電機に売卻する方針を固めた。その理由は、同事業(yè)の採算が悪化していたからだ。同売卻について、北京商報の記者が電話やショートメッセージで、パナソニック(中國)の関連の責任者に聞いたものの、返事はなかった。
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