中國製ロケットに、新たな「食糧」が追加された。世界初の液體酸素/ケロシン航空燃料を採用したロケットエンジンが4月12日11時(shí)30分、秦嶺山脈の北麓に位置する中國航天科技集団第六研究院の試験區(qū)で加熱試験に成功した。液體酸素/ケロシン燃料が宇宙事業(yè)に応用されたのは世界初。
神華集団のオルドス100萬トン級(jí)石炭直接液化モデルプロジェクトは、世界で初めて大規(guī)模裝置による検証に合格した、近代的で成熟したプロジェクトだ。中國は同プロジェクトの獨(dú)自の知的財(cái)産権を有する。この石炭によって生成されたケロシンは、大比重、単位體積當(dāng)たりの発熱量が大きい、酸化の安定性が高いといった特徴を持ち、航空燃料の潛在的な代替品になる。
神華集団の広報(bào)擔(dān)當(dāng)者である孟堅(jiān)氏は、「これは當(dāng)社にとって、軸重30トン大型列車、超低排出石炭発電所に続く新たな奇跡だ。當(dāng)社のロケットエンジン燃料は、航空燃料に乏しい中國にとって得難い戦略的供給源となる」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月15日
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