山西省稷山県文物局が発表した情報(bào)によると、同県でこのほど行われた文化財(cái)の全面調(diào)査により、農(nóng)具の形を模造した金屬製貨幣「春秋晉聳肩尖足空首布幣」が658枚発見(jiàn)された。そのうち216枚には文字が刻まれていた。専門家によると、これは晉國(guó)(紀(jì)元前1033?349年)で使用されていた貨幣で、中國(guó)の歴史上最も古い金屬製貨幣の一つという。新華社が伝えた。
稷山県は山西省南部の汾河の下流に位置し、春秋時(shí)代には晉國(guó)領(lǐng)だった。この658枚の貨幣のうち、1981年に稷山県呉城村で出土したものが23枚、1995年に稷山県楊村から出土したものが635枚。長(zhǎng)さは約11.7?12.5センチ、幅は4.7?5.3センチ、厚さは約0.5ミリ、重さは約23.5?30.7グラム。薄いスコップのような形をしており、非常に貴重だ。
文化財(cái)専門家によると、この貨幣は春秋時(shí)代の晉國(guó)によって作られたもので、2000年以上の歴史を持つ。貨幣の両肩が盛り上がり、尖った両足を持つように見(jiàn)え、かつ頭部に空洞があるためこの名で呼ばれる。これは中國(guó)で最も古い金屬製貨幣の一つであり、晉國(guó)の貨幣の研究に対して重要な意義を持つ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年5月4日
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